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今年に入ってあまりにも続いた市職員による不祥事に対し、６月以降から議会内外でも議員全員協議会などの場で私達は「市長は責任をとって自身の給与を減給する等が必要！」といった発言をし、ようやく今議会で市長・両副市長・教育長の給与の１割を１か月減給する提案がされました。
しかし、もっと厳重な処分が必要ではないか！という考えが多数を占め、結局、議会で当局案は否決されました。
決算についても私は「全体的に予算計上した事業の不用額が多すぎること、新体育館や新市民会館といった大型公共事業を整備する目的の予算枠が大きすぎ、新しいハコモノが完成したとしても、少子化傾向の著しい市の予想を鑑みれば維持管理費が問題である」という意見で反対討論をしましたが、賛成多数で令和5年度の決算は認定されてしまいました。
令和6年度も半年が過ぎてしまいました。異常気象のため、コメや果樹など農作物の価格も憂慮され、大雪の予想もあって、市民の暮らしが心配されます。「声なき声」ではなく、はっきりと私たち市民の声を上げていかなければ！と痛感します。
折しも、日本のかじ取り役を決めるべく自民党総裁選が、「裏金」も「統一協会」にもだんまりを続ける多数の候補者により行われ、「自衛隊員が敵前逃亡？したら死刑だ」というような人物が勝利しました。一日一日を一生懸命生きている私達国民は、国の為政者たちの動きにしっかりと眼を凝らし、あきらめずに前に進みましょう！
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「2023年度一般会計決算に反対討論」
令和5年度一般会計決算認定に反対の立場で討論します。
令和5年度は、コロナ禍の影響からの脱却が難しく、国の交付金を活用しての施策が多かったことは否めません。冬季においては気候変動が著しい中、雪対策では例年のような高額の補正予算の計上がさほどなく、しのぐことができたと思います。
しかし、横手駅前に見られるような市街地再開発計画を始め、建設事業者によるミスの発覚も目立つ年度であったこと、そして署名運動を展開するなど市民の切実な要望である温泉施設には手だてせず、どこまでも新体育館・新市民会館といった大型公共施設整備のために予算を確保しようとする市長の姿勢には、市民の怒りが沸き起こっている現実を真摯に受け止め、市民本位・市民ファーストを貫く横手市にするために、この決算は認定しかねることから反対します。
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