生活保護問題の地方議員研修
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生活保護問題の地方議員研修

8月23〜24日、名古屋市で、秋にも法律が改定されようとしている生活保護法案をめぐる問題を学ぶ研修がありました。
オープニングからしっかりと問題が導入されていました。「うまかしゅう」というバイオリン、ギター、ボーカルのトリオで、特にメンバーの1人は東京都大田区の職員さんで、心にズシンと来る歌を披露してくれたのです。先年、札幌で生活保護を申請し続けたものの却下され姉は病死、妹は餓死という痛ましい結果になったことを歌った曲などで感動しました。
立て続けに90分ずつの講義でした。国では生活保護法の改定案のほか、生活困窮者自立支援法案も作ろうとしています。
昨年私たちが視察させてもらった釧路市の中間就労支援について、より詳しく発表されました。同様な取り組みとして滋賀県野州(やす)市の庁内横断連携を強めて市民の困り事を解決していく事業も紹介されました。連携という言葉は簡単に言えますが、実行し軌道に乗せるには大変なエネルギーを要します。
これらの先進例を全国に広めなさいっと国は簡単に言いますが、地域の課題をどう地域で解決していくか、国から下りてきたものを縦割りにあてはめるのではなく、様々な地域の団体と徹底的に話し合う協議会を作って進めてきた釧路モデル…も、再度学びなおしていかなければ〜と痛感しました。 |