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「12月議会の厚生常任委員会報告」
二日間にわたる厚生の常任委員会では主に次の議案について審議しました。
*地方税法の改正に伴う延滞金についての条例改正:後期高齢者医療制度と介護保険制度の保険料を滞納した場合、延滞金が発生するがその率を下げるという内容…そもそも保険料が上がるにつれ「滞納せざるを得ない」世帯が存在することが問題で「払える保険料」にするために国も自治体も力を注ぐべきなのですが、現行よりも延滞金が少なくなることは歓迎すべきことなので全員賛成しました。
*4月からの消費税増税が国で決められたことにより、市立病院事業について診療自体の費用は非課税ですが、人間ドック・健康診断料・診断書や証明書の手数料については5%を8%に変えなければなりません。大変遺憾なことですが反対できませんでした。
*増田町診療所(耳鼻咽喉科専科で平鹿総合病院に委託)の医療機器が20数年経過して老朽化が著しいため3056万9000円で更新する議案に賛成しました。
*陳情@「医療・介護など社会保障の充実を国に求める」(秋田県社会保障推進協議会提出)は賛成討論をしましたが、他の委員は反対し最終日の本会議でも賛成は我が党の2名だけ、結局不採択になりました。
*陳情A「安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求める」(秋田県医療労働組合連合会提出)は、参考人として県医労連執行役員である横手病院の看護師さん等2名が陳述し、委員たちとの質疑応答がありました。私は賛成討論をしましたが、公立病院を2か所と厚生連の総合病院を抱える横手市としての経営面を重視する委員は反対し、本会議でも賛成は我が党の2名で結局不採択になりました。
*陳情B「介護職員の処遇改善を求める」(秋田県医療労働組合連合会提出)は委員会・本会議ともに全員賛成で採択されました。
私が述べたそれぞれ3つの賛成討論は以下の通りです。
@社会保障の充実を国に求めることについて
A安全安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求めることについて
B介護職員の処遇改善を求める |
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