モンサントの不自然な食べ物
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「モンサントの不自然な食べ物」

11月6日、かねてよりぜひ観たい!と思っていたドキュメンタリー映画をついに観てきました。
2008年にドイツ環境メディア賞とレイチェルカーソン賞を受賞したもので、カナダ国立映画製作庁とアルテフランスの共同製作の映画です。
今回の主催は「このまま進めて大丈夫なの?TPP交渉」実行委員会で、秋田県保険医協会・JA新あきた・秋田県社会保障推進協議会が共催した企画です。呼び掛け文を紹介します。
〜〜「ご一緒に考えてみませんか」TPP参加で心配されることの一つに”食の安全”があります。不自然な食べ物(遺伝子組み換え作物)が、環境・人体に与える影響は未だ計り知れません。豆腐や納豆、子どもが大好きなポテトチップスなどのラベルに必ずある”遺伝子組み換えでない”という表示。これがTPPによって表示の義務がなくなるとしたら・・・遺伝子組み換え食物が大量に日本へやってきたら・・・この映画は「食」ひいては「いのち」をめぐる世界の構造を暴くドキュメンタリーです。”食の安全”とTPPについて、この機会にご一緒に考えてみませんか〜〜
そして、この映画の紹介は「農業大国フランスで150万人が観た……。ヨーロッパ各国のGMO(遺伝子組み換え作物)政策にも大きな影響を与えた話題作」ということで「未来を生きるために知っておきたい多国籍企業のこと」とサブタイトルがついています。
アメリカを本拠地にするモンサントという多国籍企業が5年前にはすでに世界中の国々へ侵出して、モンサント社で作られた種でなければ使えない大豆をはじめ野菜などしか生産できない仕組みを作っていたのでした。そもそもベトナム戦争時に多くの奇形児を生み出させた、あの枯葉剤を製造した企業がモンサントです。そして、日本の経団連会長である米倉氏の率いる住友化学は、そのモンサント社と提携しています。
非常にショッキングなこのドキュメンタリー映画を観終わった今、TPPは絶対に参加してはいけない!と決意を新たにしました。
農民連の全国大会でも白石会長は「今、TPPを巡る情勢で、追い詰められているのはアメリカと日本。阻止できる展望は大いにある。国内の運動を強めるとともに国際的な連携も追及したい」と述べています。
世界中の人々の暮らしと子どもたちの未来のために、みんなでもうひと踏ん張りしましょう!
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