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平成26年度後期高齢者医療特別会計予算に賛成の対場で討論します。
この制度は、発足する動きがあった時点で、国民の心配する声が大きく上がりました。高齢化が進むほどそれに比例して高齢者の医療費が嵩むことから、75歳を区切って別の保険制度を作り、若い世代まで自分達の保険料から後期高齢者の保険制度に支援金という名目で自動的に引かれることになりました。しかも年齢を重ねるに従って必要度が増すにも拘らず一定以上の医療行為はしないという制度です。
まるで現代の姥捨て山か?という怒りが全国に広がったことで国は保険料の9割軽減などの措置をとり、結局今は定着した形です。その中で、秋田県広域連合議会は、2014と2015年度の保険料率を据え置きにし、軽減対象も拡大することを決めました。国はそういった自治体を呼びつけて保険料率を引き上げさせようと圧力をかけたことも明らかになっています。私は制度自体には反対ですが、国のいじめにも屈せず県民のために力を尽くした広域連合議員並びに関係各位に敬意を表し、この議案に賛成します。
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