国民の目・耳・口をふさぐ〜〜秘密保護法は廃案に!
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「国民の目・耳・口をふさぐ〜〜秘密保護法は廃案に!」
連日マスコミ報道されている「特定秘密保護法案」…自民党・公明党がみんなの党と合意して一気に成立させようとする中で、維新の会は賛成せず、民主党は対案を用意。共産党は「戦前の治安維持法犠牲者の国家賠償にも応じない中央政府が、その戦前に逆戻りを企んでいる」と断固反対。
国民にとって非常にわかりにくい状況ですが、最も重要なポイントは「国家安全保障会議(NSC)創設関連法案」と「特定秘密保護法案」とは、抱き合わせで一体のものだという認識を共有すること!
さらに、NSCと秘密保護法の先には「集団的自衛権の行使を容認」する解釈による憲法9条改訂が準備されていること!・・・
今から8年前の2005年10月に、自衛隊を自衛軍にするという「自民党憲法草案」が発表され、同日から始まった「日米安全保障協議委員会(2プラス2)で、米軍と自衛隊を一体化して、世界規模での軍事協力体制を推進する中間報告が出されました。
=ここで「国家戦略レベルの情報協力」と「共有された秘密情報を保護する追加措置」が明記されました。
安倍首相がよく口にする「積極的平和主義」とは、首相・外相・防衛相といった少数の閣僚のみで外交や安全保障の方針を機動的に決める会議であるNSCと、秘密保護法、そして自衛隊の海外での武力行為の3点セットなのが明らかです。
今国会の所信表明演説で、安倍首相はシリアを始めとする中東情勢が緊迫する中で、シリア攻撃に積極的だった米軍とフランス軍の基地に隣接している「ジプチ」の「自衛隊員」の「現実」に言及しました。アメリカとフランスの軍事行動に自衛隊を協力させることが狙いです。
安倍首相の口癖「日本を取り戻す」とは「日本の何を取り戻す」考えなのか?海外で自衛隊に武器を使用させ、その結果死者が出れば、戦争ナショナリズムの高揚を一気に掻き立てる事ができ、ナチスと同じ権力掌握ができる・・・こんな時代錯誤の侵略思想を許してはなりません。
東日本大震災やフィリピンの自然災害で人命救助や復旧作業に尽力している自衛隊員が感謝され讃えられる報道が流れている今こそ、私たち国民は、真剣に国会の動きを見据えなければならないと思います。
「本当の防衛とは、人々から尊敬されること」…この言葉の重みを噛みしめ、行動に移しましょう。
民主的大衆団体である新日本婦人の会では「秘密保護法制定に反対する要請」を国家安全保障に関する特別委員会の全委員あてに全国津々浦々から一斉に「草の根fax」をします。藤原紀香さんのようにブログで発信することも大切ですし、あらゆる手立てを工夫していかなければならないのではないでしょうか! |