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「3月議会の主な陳情」
3月市議会に提出された主な陳情について、報告します。私は二つに賛成討論をしました。
*「手話言語法の成立を求める」陳情
日本では長い間聾学校で「手話」を使うことは禁じられてきたのだそうです。読唇術と声を出すことの二つを教えてきたとのこと。しかし手話はれっきとした言語であり、多くの人々とのコミュニケーションをとるには最適の手段ですし、何よりも文化なのだ・・・と、島根県などでは広範な運動で条例が出来ているほどです。私は所管する厚生常任委員会で次のように賛成討論をしました。結果、委員会・本会議ともに全員一致で陳情は採択されました。
*二つの団体から「特定秘密保護法の廃止を求める」陳情が提出されていました
所管する総務文教常任委員会では意見も討論もなく却下したとのこと。現在も広く反対運動が続いている現象を、まだ国会で審議中…と勘違いした議員がいたと聞きました。その国会でさえ、与党の中からも憂慮する声があがっているのに大変残念に思います。普通であれば一つの会派から代表で討論するものですが我が党の齋藤勇議員が本会議で賛成討論を行った後、いたたまれずに私も討論に参加しました。新日本婦人の会や町内の集まりなどで話し合った中身を整理し、平易な言葉で議員や職員、市民に伝わってほしいと願いながら次のように討論しました。
しかし結果は私たち2人しか賛成せず、2対25で、横手市議会は秘密保護法を認める結果になってしまいました。ゆゆしき現実ですが、めげている場合ではありません。地域やサークルなど身近なところでの「現代版井戸端会議」が大きな威力を発揮するでしょう。ストンと胸に落ちる自分の言葉で真実が伝わるようにがんばります。
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