楽しいオペラ教室
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「楽しいオペラ教室」

12月23日、自分へのごほうび?に、一足早いクリスマスプレゼントです。「親子で楽しむクラシック名曲コンサート〜ヘンゼルとグレーテル」(オペラデビューは0歳から)をたっぷり1時間楽しみました。
本物!のピアノ・バイオリン・オーボエ・ホルンそしてメゾソプラノ・ソプラノ・テノールのプロフェッショナルが奏でます。観客である子どもたち(大人たちも)とステージが一体となった素敵なオペラでした。みんなが良く知っている童謡や手遊びを交えた17曲を堪能しました。よちよち歩きの赤ちゃんたちが通路に出てきて踊ったり、厭きないようなプログラム構成に感心しました。
おやこ劇場でも0歳向けに劇団「風の子」の「ピーカブー」などがありますが幼少のころから”本物”に親しむことは大切だと痛感します。すべての子どもたちにこんな出会いを提供させたいと教育委員会が主催し、市民会館の自主文化事業委員会が選んだことは正解だよね〜と話しながら午前中を過ごしました。
そして午後は第二弾の「青島広志」さんたちによる「楽しいオペラ教室」です。私たちのような民間の自主活動団体とは違って、当局はプレイガイドに何度も足を運ぶといった作業はあまりしないのか?参加者の集約がイマイチで、心配しながら市民会館に行ったら、なんと駐車場が満車!まずはホッとして玄関に入ったら、すでに青島先生はサインをされながら観客と会話が弾んでいるのでした。
日本の歌とオペラのアリアなど18曲をソプラノとテノールのすごい声量に圧倒されながら聴き入る合間に、間髪を入れず青島先生の軽妙なお話が続きます。一人一人の作曲家のエピソードや曲ができたいきさつをわかりやすくお話してくださいました。
そうですよね。東京芸術大学の現役先生なんですもの。中学校で教わった私の大好きな「花の街」という曲は戦後の荒廃した日本に平和の願いを託して作られた…とか、戦争を鼓舞する勇ましい曲を作らされた作曲家の話などをされる中で「戦争は絶対してはいけない」と何度も話された青島先生。
時々は子どもに理解できないようなキワドイお話もされましたが、子どもたちの”歌いたい!”という意欲を育てることの大切さを「謳ってくれたお子さんたちが舞台から全員下りるまで拍手してさしあげましょう」という言葉で教えてくださいました。
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