謹賀新年
|
|
「謹賀新年」

暮らし・福祉に希望の持てる2014年にするために地方自治体の”底力”が問われる新しい年がスタートしました。
今年に持ち越したTPP交渉…横手市議会は一昨年に全会一致で「TPP反対の決議」をあげています。全国大多数の自治体も反対を表明しました。しかし安倍政権はコメ・麦・畜産物など「守るべき」重要5項目を守れず95%も関税をかけるという提案をしました。
ところがアメリカは自らの保護貿易を棚にあげて100%の関税撤廃を迫っています。
中央政府が「攻めの農業」を主張してもそれ以前に日本農業が崩壊しかねないという危険性が大きいからこそ、我が横手市をはじめ全国津々浦々で「TPP撤退」を叫んでいるのです。その上、国民の過半数の反対を押し切って強行採決された「秘密保護法」ではTPP交渉の中身も「特定秘密」に指定することが明らかにされました。
さらに社会保障の解体を進め、4月からは消費税増税というシナリオができたというので安倍首相は暮の12月26日靖国神社に参拝しました。それに対する国民の声は賛否両論です。しかし中国・韓国はおろか、頼みのアメリカからも「失望」を表明され、政権中枢は動揺しつつも開き直っています。
260兆円も大企業が溜め込んでいる日本!豊かさを分配して貧富の格差をなくすことを、年頭にあたっての課題にするべきではないでしょうか!「お・も・て・な・し」より「わ・か・ち・あ・い」で、地方が主役の社会にしていきましょう。
昨年10月の改選で2人になってしまった日本共産党市議団ですが「国民の苦難あるところ日本共産党あり!」という立党の精神で、市民の皆さんの切実な声を議会に届け、皆さんと力を合わせてがんばります。
2014年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
|