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「6月市議会が終わりました」
6月25日が6月定例会の最終日でした。主な議題は次の通りです。
*平成26年度の国民健康保険特別会計は実質6月議会で税率が決まりますが3年計画の最後の年度であり私は厚生常任委員会で賛成討論をしました。
「市民にとって国保税は想い税金だが、市は法定外繰入れや色々な手立てを使って税率を据え置きにしている。自助や共助の前に、行政は憲法25条にある通り、皆が健康で文化的な最低限度の生活を営むことができるようにする責務がある。そのためには国庫負担を元の45%に戻すよう国に要望し、また納税者や滞納者への丁寧な納税相談を行い、これからの福祉医療に力を尽くすことを求めて賛成する」…本会議でも起立全員で可決しました。
*平成26年度市営温泉施設特別会計について状況が報告されました。
「温泉施設の利用者は増えているが、原油価格の高騰もあり、利用者増が即経営状況には反映されていない。単年度収支が黒字になっているのは鶴ヶ池荘だけ」「民間と市営の温泉施設を持つ横手市だが将来的には方向性を見出さなければならないと以前から議論してきた。しかし各々の施設の設置経緯が異なるため、整理しきれていない状況にある」という説明が当局からなされましたが、原案の通り、可決されました。
*ふれあいセンター(かまくら館)の5階フロアが、教育委員会の移転に伴い、元のように市民活動に開放されることになり、使用料金を元と同額にする案が可決されました。
研修室1〜4の4室で、それぞれ9時〜12時=840円。13時〜17時=1050円。(9時〜17時=1890円)。夜間:18時〜22時〜1260円で横手市観光協会が指定管理者です。駐車場が狭い難点を克服することが総務文教委員会で議論されました。
*一般会計の補正予算について主な議題
・果樹の支柱購入に対する補助金について委員会での質疑では、今冬の被害には国と県の支援事業を活用するが、被害が軽かった果樹を対象にりんご6300本、ぶどう5700本分の予算で支柱は木材に防腐剤を加圧注入したもの。地元のウッデイさんないで生産加工する。
・地域情報通信基盤整備については光ブロードバンド未整備地区の住民からは早期の整備を望む声があった。今回、増田地域狙半内地区と山内地域南郷地区に整備することで市内ほぼ全域がインターネット環境整備されることになる。
・これらの他にも補正予算が計上され起立全員で可決されました。
*主な陳情について厚生常任委員会で審査されたものを報告します。
「高速秋田道インターそばに計画中の、ごみ焼却統合処理場に関し、燃えるごみの半分の生ごみ分別と立地の再検討を求める」陳情:私は次のように反対討論しました。
「燃えるごみの半分はどのように判断するかについて、文言からは意図が把握しきれない。立地の再検討については、市長選挙時点では検討課題だったとしても、現市長は既に当該処理場の建設着手をしている。また、陳情の理由も根拠が事実と異なっているものがある。陳情者は団体の一員とのことであり、代表者が責任をもって陳情したとは考えにくく、この陳情は不採択にすべきと思う」
本会議でも全員一致で不採択となりました。
・この他「集団的自衛権行使を容認する閣議決定への反対を求める」と「集団的自衛権についての憲法解釈変更をしないよう求める」2つの陳情については総務文教委員会から継続審査の申し出がありました。齊藤勇議員が「異議あり」と発言し、議長が”継続審査にするか否か”の採決をし、齊藤勇・立身の2人が継続審査に反対しましたが、9月定例議会まで継続することに決まってしまいました。
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