1月24日県知事に申し入れ(雪対策)
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県知事に申し入れ(雪対策)
1月24日、県庁の佐竹知事と、建設省秋田工事事務所に、申し入れをしてきました。
日本共産党の山内県議、湯沢市・東成瀬村・大仙市・美郷町の議員と一緒の行動です。
特に、横手市の状況として、全県から除雪車や雪を運ぶダンプカーなどを一斉に出動してもらい感謝すると同時に、生活道路の壁が屋根の高さに及び、車が国道に出るときの見通しが大変悪く、危険なこと・また果樹の場合は降雪量が多過ぎて雪解けの時期にならなければ被害内容も不明などを訴えました。
知事は技術的な問題を解決するには中長期計画を立てて除排雪のオペレーターを養成するなど総合的に対処していく展望を述べました。要望書は次の通りです。
「県南部を中心とする大雪対策についての申し入れ」
横手市や東成瀬村、湯沢市を中心とする県南部の大雪は「48豪雪」を上回り、除排雪や雪下ろしが滞って住民生活に重大な障害が生じております。
積雪が多過ぎて道路の除排雪が追い付かず、狭くなり車の交差も大変な事態が生じています。とりわけ、民家の雪下ろしに手が回らず悲鳴が上がっています。このままでは家屋の倒壊という事態が生じかねません。除排雪と雪下ろしによる死者が10名と、昨年の2倍になっています(22日現在)。 ビニールハウスの倒壊が増え、果樹は11月の大雪による落下に加えてこの積雪で2011年12年の豪雪による被害木の補修箇所が再度の被害で壊滅的な打撃となる恐れがあります。
また、関係市町村では除雪費の急増で補正を組まざるを得ない事態に追い込まれています。事態は窮迫しており、緊急に手を打たなければなりません。
ついては、以下の点について対処を申し入れます。
1、 除排雪や雪下ろしのために、人や機材を集中してください。
@ 県の機材やオペレーターを可能な限り横手市などの困難地区に派遣する。
A 建築関連業界団体に県南の支部と連携しての人と機材の集中を要請する。
B 国交省に県内や金権の機材やオペレーターの派遣を要請する。
2、 率先して本庁や振興局のボランティアを大規模に組織し、派遣すること。
3、 除排雪と雪下ろしの安全対策に、市町村と協力して万全を期すること。
4、 樹園地の除雪に応援すること。
@ ビニールハウスなどの被害に補助すること。
A 果樹の被害対策にも万全を期すること。
5、 市町村の除排雪予算の窮迫に対して、県として応援するとともに国に対しても特別交付金など、特段の配慮を要請すること。
以上
雪の状況の写真です。
カーブミラーがニョッと見える雪の壁と、屋根と地続きに見える雪下ろし。

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