教育委員会に申し入れをしました
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「教育委員会に申し入れをしました」
2月5日、新日本婦人の会横手支部として、高階支部長とともに「日の丸・君が代を強制しないでください」という申し入れをし、教育長と1時間近く懇談をしました。
毎年、卒業式や入学式を控え、学校では式場に日の丸を掲げ、必ず国歌を斉唱します。新日本婦人の会は、法律が変わる前から20年間以上にわたって「強制することなく、卒業式や入学式は子どもたちが主人公にして進行するように」教育委員会に申し入れを続けてきました。
戦前の為政者が日の丸をシンボルにし、君が代を歌わせることで、国家への忠誠を国民に誓わせ、戦場へと向かわせて殺し、殺される不幸な時代に陥れたことは、まぎれもありません。安倍首相の言う「積極的平和主義」とは「武力をもって他国民を侵略する」ことであり、核兵器と隣り合わせの現代戦争で、平和な社会などつくれるはずはない…私はそう思います。
昨年暮れ、強行採決した秘密保護法についても石破氏がいみじくも口にしたように死亡者・戦死者が出ることを前提にしている法律を作って、何が「平和」というのでしょう?
第二次世界大戦が終わり、800万の日本人・今日のテレビでは世界中で7000万人という犠牲者を出し、戦後復興に大変な苦労をした親たちに「どうして戦争に反対しなかったの?」と素朴な疑問を子どもたちはぶつけました。
その答えは「戦争反対なんて言ったら、非国民!とののしられて隣組から村八分にされ牢獄に入れられる時代だった」といいます。
だから「愛する夫や子どもたちを二度と戦争に行かせないように、世界の母親たちは賢くなりましょう!」と母親大会が開かれ、現在に至っているし「夏だけじゃなく365日ずっと女性たちが学び、話し合い、平和な社会をつくりましょう!」と新婦人が誕生しました。
今日の申し入れはその活動のひとつです。平和を脅かす動きはちょっとのことでも見過ごさない!と、気づいた人々が伝え合い、広め合って楽しく生きていける社会にしていきましょうよ!
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