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請願26第2号
政府による緊急の過剰米処理を求める請願 に賛成の立場で討論します。
水稲を基盤とする横手市農業にとって、全国的な米価暴落は大変な痛手になることが強く懸念されます。横手市の場合、今回の暴落により昨年比マイナス3000円の価格は水稲全体で約28億円の減収になると算定されています。
この間ずっとコメの過剰在庫があるにもかかわらず、ミニマムアクセス米を輸入し続けた国の農業政策は悪化の一途をたどっているとしか思えません。今回の状況は複合的な農家へのいじめであり、特に担い手にとっては死活問題です。
今でさえ、コメの売り渡し価格が生産費を大幅に下回っている状態で、国の言う「強い農業」政策は、岐路に立たされている農家の担い手をどう育成し確保するのか、その保障がないに等しいと言わざるをえません。
このような非常事態ともいえる現状を打破するには、国の責任で過剰米処理の緊急対策を実施することが必要と考え、この請願はぜひ採択するべきと訴えます。
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