議会のようす 
                                      

       9月議会が終わりました
 
 「9月議会が終わりました」


 8月29日から9月23日までの長丁場で、昨年度の決算認定・今年度の補正予算などが議題となった議会でした。昨年度は一般会計・特別会計ともにすべてが黒字で終わりました。そのことにまずは一安心ですが、決算特別委員会での審査〜3人の総括質疑を踏まえて私は反対討論をしました。
 今、全国の自治体でそれぞれ独自の事業を数値化し「まち・ひと・しごと創生事業」を計画して国の「オメガネ」にかなえば見合ったほどの地方創生交付金が充てられます。わが市も少子高齢化の克服や農業振興の計画を立てました。
 しかし「はじめに交付金ありき」で市民の実態や要求から出発した事業とは言えない内容が目立ったこと。本庁〜地域局〜出先機関の連携が円滑にとれていなかったことが決算からうかがえる…という意味で反対討論をしたのですが、賛成多数で平成27年度決算は認定されました。
 今年度の補正予算についても農業問題で指摘せざるを得ず、次のように反対討論をしましたが、賛成多数で可決されました。
 なお、この議会で、横手市財産経営推進計画(いわゆるFM計画)を当局と情報共有しながら検討し、道路・橋・建物・公園など市の財産を適正に管理運営していくための市民の声を反映しようと議会内の特別委員会が作られました。私も9人のメンバーの一人になりました。来年10月の市議任期満ぎりぎりまで集中してがんばることになりました。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 私は、平成28年度一般会計補正予算案(第2号)に反対の立場で討論します。主な理由は、6款3目「農業振興費」における「よこて農業創生大学事業」に対する懸念からです。
 この事業が国の地方創生交付金を活用して、横手市の基幹産業である農業を振興させ、農家所得の向上を具体化して農業の担い手を育成していく重要な取り組みであるという位置づけは、議会も市民も認識していると思います。
 しかし、研修生が10名になるとは言え、決して順風とは言い難い環境の下で短期間のうちに自立可能なレベルを修得しうる保障があるのか疑問です。年収210万円あるいは420万円と展望して生業にするとしても、TPPを巡る情勢など、農業をとりまく現状は相当厳しいと言わざるを得ません。
 そのような状況下でも国や県からの強い指導によるKPIの数値に間に合わせるためなのか?と憂慮するものですが、ここは急ぎ過ぎず、プランの組み直しをもっと現実的にする時ではないかと考えます。さらに、農業分野のみならず地方創生事業は「はじめに交付金ありき」という考えでは、将来にわたり市政運営において危険であることを再三申し上げる意図で、この補正予算に反対します。

 







  これまでの記事

決算特別委員会が開かれました

2016年9月議会一般質問Q&A

2016年9月議会一般質問

6月議会が終わりました

2016年3月議会一般質問Q&A

2016年3月議会一般質問

3月議会が終わりました

2016年3月議会一般質問Q&A

2016年3月議会一般質問

12月議会が終わりました

2015年12月議会一般質問Q&A

2015年12月議会一般質問

9月議会が終わりました

9月市議会決算審査…厚生分科会

2015年9月議会一般質問Q&A

2015年9月議会一般質問

臨時議会がありました

6月議会が終わりました

2015年6月議会一般質問Q&A

2015年6月議会一般質問

記録的に長い一日…臨時議会

3月議会が終わりました

2015年3月議会厚生常任委員会

2015年3月議会一般質問Q&A

2015年3月議会一般質問


>