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子ども・地域の未来を考える



  
「子ども・地域の未来を考える~~意識が変われば未来が変わる」


 6月24日(土)子ども食堂など子育て支援の活動を日々実践しているお友達に誘ってもらい、北秋田市鷹巣にある交流センターに行ってきました。
 主催は県北の男女共同参画推進委員の方々による「風の会」で、まず、県庁から健康福祉部地域・家庭福祉課の伊藤主幹による「あきたの子どもの現状」を教えていただき、次に3人の話題提供→フロアとの語り合い…という流れでした。私は県南の話題提供者で、県北は高橋武浩県議、中央からは石川ひとみ県議という顔ぶれでした。



 県の主幹は秋田県の状況を「子どもの貧困は全国の6人に1人まではいっていないが、一人親の場合は、経済的・時間的な問題で学習面や進学の点で悩みが多い」と説明され、周囲からは見えない「相対的貧困」が深刻だと強調されました。
 フロアからも活発な意見があり、親の貧困が子どもに影響し、負の連鎖となってしまうこと・奨学金はぜひ給付型にし、民間企業も巻き込んで卒業後の仕事・雇用面からも人口減少に歯止めをかける必要があること・子ども食堂も都会と違って、秋田県では、貧困対策と銘打って実行するよりも「地域の子育て支援」として地域の大人が繋がって居場所をつくることが必要なこと・そしてこれらの問題は、社会全体で取り組まなければ解決しないという意見が多く出ました。
 特に学校給食費を無料に!(私は教育の一環として無料にすべきと発言・他には財源の問題から、第二子以降等の無料をなどの声もあり)というテーマでは、若い塾講師の女性が「部活から帰宅して真っすぐ塾に通い結局夕食を抜いてしまう子が多い。子ども自身もしっかりした食事の必要性を自覚するようになればいい」と発言されました。
 先日、学童保育の中で、夕食を提供する例がテレビで紹介されましたね。秋田県は農業県なのだし、都会と違って自然も食べ物も豊かなのだからこれを給食の食材はもちろんどう活かしていくかをもっと考えようと話し合いました。
 さらに子どもの貧困の土台には女性の貧困がある。夢を持って子どもが生きていくには母親がイキイキ働く姿が大事という意見も出ました。まさに「残業を100時間まで認める」とか「雇用は増えた」と、この国の首相は言っているが圧倒的に非正規労働者が増えているという労働法制が変わったことの犠牲が子どもを痛撃していることを再確認しました。「母親は家庭にいて子育てをするべき」という高齢男性の意見も出ましたが、司会者はその発言を一蹴することなく参加者に広く意見を求めて、結果、活発にみんなが疎外感を持つことなく納得できるように努めておられました。
 ホンネでの、様々な意見を聴くことができ、地域の繋がりの大切さを再確認でき、大多数の北秋田市議の参加を実現させた風の会に、おおいに学ぶことができました。
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