人口減少対策〜4コマの講義
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「人口減少対策〜4コマの講義」
4月17〜18日、東京八重洲で研修を受けました。講師は地方財政、社会保障財政の専門家、甲南大学の足立泰美准教授です。華奢な美しいかたですが迫力満点のお話でした。
冒頭、受講生に質問攻めをされるたび、自分の理解不足を思い知らされました。以下ズシンと印象に残ったポイントを報告します。始めに「講師は制度や国の政策を提示する。議員は現場で何が起こっていて何をするべきかを見出だす」ことが大切と言われました。
講義1:若年層を取り巻く雇用環境と結婚支援政策の問題点&課題
まず日本の人口は第二次ベビーブームが過ぎた1990年の1,57ショック(合計特殊出生率が丙午の年より低い)から減少が始まり、若年者の多くが非正規雇用のため経済的理由で結婚していない。しかし担税力を重視すると、結婚→出産で仕事を中断するのではなく、働き続けて所得を得てもらわなければ財源が出てこない!その意味で男女ともにワークライフバランスを推進することが必要。
大阪府の調査によると(全国の調査も同様だが)全体の6割以上の人が将来的に結婚を考えており、全体の半数以上が将来的に子どもを持ちたいと考えていて、特に20代の若い世代でそれを強く望んでいる人が多かった。また婚活サービスの利用によって結婚願望が高まったと感じる人が多かったとのデータを示された。我が横手市の「幸せブーケトス」事業も宣伝しだいでは大きな意義がある!と思いました。
お昼はちょっとブレイクし、近くの千疋屋でランチ。この写真の後にパインといちごとオレンジが出ました。千疋屋ですもの。

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