新婦人
学びのカフェ
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「新婦人 学びのカフェ」
7月20日、日曜日の午後、県南男女共同参画センターに11人が集まり、環境について学びました。
2か月に一回のペースで、会員の「学びたーい」という要求を取り上げます。介護保険を始め、TPPや特定秘密保護法、集団的自衛権など次々と私たちのまわりには知らないでおくと大変なことになる!問題がおこってきます。
時宜を得た課題もあれば、そもそも論もあり、人生はいくつになっても勉強が必要だわ〜と切羽詰った毎日ですが、今回は、市の環境保全審議会委員やエコマイスター協議会の会員であり、自主的な学習グループを主宰されている照井さんを講師にお呼びして、実践的なお話をお聴きしました。
気候変動による地球環境の変化、CO2削減や放射能汚染、便利ではあっても石油製品の深刻な問題などなど、一口に「環境」といっても実に広範囲になります。照井さんは、その中から一番私たちに伝えたい!という気持ちを込めて「段ボールを活用した生ごみの堆肥づくり」を教えてくださいました。

これは全国的に普及していて、北海道(10年前に滝川市に視察した際、市の施策として各家庭に広めていました)のように比較的気温の低い地域でもできる方法だそうです。丈夫な段ボールと、ホームセンターで買える「ピートモス」「もみがら燻炭」があればできます。
照井さんは、ご自身が手がけてみていろんな失敗なども交えた説明をされ「これなら私でもできそう〜」と前向きになった参加者に材料を分けてくださいました。ヨーロッパの環境・ゴミ事情を視察されており「ゴミゼロ運動」も推進されている彼女は、まず各家庭ゴミを減らすことで焼却施設も将来的に少なくできるし、横手市のように自前の畑が多い地域では化学肥料を使わず身体に良い食べ物を少しでも自給自足できることを説明されました。
本格的には企業の廃棄物を減らすことが大課題ですが消費者が賢くなることと同時進行が必要だと痛感しました。今日の参加者が明日から「上げ底段ボール」を組立ててスタートさせ、数か月後に”中間集会”をして、励ましあおうと話して、楽しく学んだ時間を共有できました。
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