集団的自衛権行使容認反対の街頭宣伝
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「集団的自衛権行使容認反対の街頭宣伝」
6月20日、かまくら館で、沖縄を舞台に平和を願う映画[ひまわり]を上映している間にまちへ出て、新婦人のレディたちがハンドマイクで訴えました。カメラ担当の私は署名集めに散らばった面々をさがしながら、雨の晴れ間にパチリと写した写メールです。次の原稿を各々自分流にアレンジしてがんばりました

集団的自衛権の行使を容認しないでください!とハンドマイクで街頭宣伝しました。
みなさん、こんにちは。私たちは、新日本婦人の会横手支部です。
私たちは、女性と子どもの幸せ、そして平和で暮らしが良くなることを願い、全国で運動している国連NGOの女性団体です。
今日は、憲法9条を壊す集団的自衛権の行使容認に反対する署名を行っています。ぜひご協力ください。
みなさん、いま私たちの住んでいる日本は、戦争の足音が聞こえる、ただならぬ情勢になっています。
安倍首相は、憲法を守る義務を他の誰よりも負っているのに、憲法解釈を勝手に変えて、集団的自衛権の行使容認へと与党で密室協議し、国会会期中にしゃにむに閣議決定しようとしています。
集団的自衛権というのは、日本が攻撃されていないのに、海外でのアメリカの戦争に日本の自衛隊を参戦させ、戦場で「殺し、殺される」国になることです。だからこそ、歴代の自民党政権も固く禁じてきました。安倍内閣の暴走は「ふたたび戦争はしない」と誓った憲法9条を壊す、まさにクーデターではないでしょうか。
みなさん、日本は先の侵略戦争と植民地支配を反省し、戦争をしないと誓った憲法9条を持ったからこそ戦後69年、他国の人を一人も殺さずにきました。これは、世界に誇るべきことです。
今、日本に求められているのは、紛争を武力ではなく、平和的に解決する外交の力を発揮することです。
集団的自衛権の行使容認にとどまらず、安倍政権は、改憲手続き改悪法の強行、秘密保護法の年内実施のための国会への秘密会設置法の見直し、フランスで開かれる国際武器展示会に日本の軍需企業13社が出展し、官民あげた武器輸出の推進など、憲法9条を持つ国とは思えない暴走ぶりです。何が何でも「戦争できる国」へと突き進む安倍政権と戦争推進勢力の好き勝手にさせるわけにいきません。
この国の主権者は私たち国民なのです。
いま、自民党内や改憲推進論の人々からも厳しい批判があいつぎ、世論調査でも反対が多数になっています。
全国各地で「日本を殺し殺される国にさせない」「わが子を、孫を戦場に送らない」と、草の根から大きな運動が広がっています。
戦争は絶対ダメです! 平和な日本と憲法9条を守りぬこうではありませんか。「集団的自衛権の行使容認に反対する署名」「憲法9条を守る署名」「秘密保護法廃止署名」にご協力をお願いします。
みなさん、来年2015年は、被爆70年です。一瞬にして無差別に命を奪う核兵器の廃絶に向け、世界は今大きく動いています。
この流れを励まし、前に進める力になっているのが「核兵器全面禁止を求める国際署名」です。日本政府は、北朝鮮の核開発問題の解決のためにも、世界の流れである核兵器禁止条約を結ぶ交渉の先頭に立つべきです。集団的自衛権の行使容認などでは、隣の国との緊張を高めるばかりで、核問題の解決にはなりません。2015年にはニューヨーク国連でNPT(各不拡散条約)再検討会議が開かれ、この署名を国連代表に提出します。どうぞ署名にご協力ください。
最後に、新日本婦人の会へのご入会と、週刊の新婦人しんぶんのご購読を呼びかけ、訴えを終わります。ご清聴、ご協力をありがとうございました。
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