第10回地方議員研修会〜その3 心に刻んだこと
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「第10回地方議員研修会その3」心に刻んだこと
鈴木先生のまとめの講義[人口減少下のまちづくりの課題]を受講して心に刻んだことを報告します。
1990年代、日本は合計特殊出生率が1.57に落ち大騒ぎになった。しかし2に上げていく施策をEUとは違い、おろそかにしてきた。今、少子化担当大臣はいても地域コミュニティの確立発展を位置付けてはいない。首相は女性の登用を言いながら、低賃金の非正規労働を女性に強いている。出産、育児の保障を充実できない実態を抜本的に解決しなければ人口は増えない。
豊かさとは何か? 私たちが次世代に繋いでいけるものは現金所得や物的豊かさではない、生活の質(quality_of_life)の向上ではないか。
市街地と近郊農山村との有機的連携=地域循環型経済システムを再構築することを描いていき、地域自治と地方自治が共存できることは、増田や十文字、平鹿など中心に市場が開かれてきた昔ながらの各集落
機能を取り戻せばできる…これを「里山資本主義」と位置付けて報道された事例に学ぶことは意義深い〜〜とのお話でした。
身近にロールモデルが残っているひとつひとつの地域コミュニティを大切にし、具体的にQoLを高めていくことが私たちの急務なのだ…と痛感しました。
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