長寿の会連合会総会
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「長寿の会連合会総会」
5月24日、市内の高齢者センターで、横手地区の長寿の会連合会が総会を開催しました。私たちは総会後の慶祝会にお呼ばれしました。
今年は、参加されている方々が若干少ないかな〜と議員たちで話しました。老人くらぶとは、また別の組織ですが、年を重ねるごとに、引きこもりがちになるところを各々の町内で日常的に集まり交流されていることでは、様々な組織・団体があって良いと思います。その人の都合や体調、条件によって出向けるときに気軽に出かける意欲が大切なんだな〜とつくづく感じました。
喜寿と米寿の方々はお若くはつらつとされています。会長さんの「今が青春!」というごあいさつの通り、認知症なにするものぞ!いつまでも現役で頑張ろう!楽しもう!という皆さんの集まりで、こちらも元気をいただきました。
私は順番により?市議会議員4人を代表してあいさつをさせていただく栄誉を授かりました。とてもラッキーです。「今訴えないで、いつ言うの?」という気持ちで次の内容をあいさつに込めました。場内がしぃーんと静かになってしまいましたが平和の大切さを訴えさせていただきました。
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長寿の会連合会の総会にあたり、市議会からも、一言お祝いを申し上げます。
まず、先輩の皆様が、お元気でこのように集まってくださったことを、ご一緒に喜び、寿ぎあいたいと存じます。そして、節目のお祝いを受けられた皆様、おめでとうございます。
さて・・・おめでたい催しであるこの総会にはふさわしくないお話かも知れませんが、今、新聞やテレビで見聞きすることについて、69年前まで長く続いた戦争と、大変なご苦労をされた戦後の暮らしを経験してこられている皆様は、どのように受け止めていらっしゃるでしょうか。
このほど全国版のニュースに、もと横手市長の千田謙蔵さんが音頭をとって「東北6県市町村長 九条の会連合」を結成したと発表されました。
安倍首相は集団的自衛権を行使することで「抑止力が高まり、紛争が回避されて、わが国が戦争に巻き込まれることがなくなる」と記者会見で述べました。果たしてそうでしょうか?
抑止力は「武力の行使」を前提にしなければ生まれません。これは武力を行使する相手方にも成り立つ議論ですから、自民党の野田総務会長が心配しているように、自衛のための武力行使の利益だけを主張する総理大臣の言い分は片手落ちと言わなければなりません。やられたら、やり返す。武器には武器で相対することになるのは必至です。以前内閣官房長官をされた加藤紘一氏は、赤紙で戦争に駆り出され大変な苦労をして復員された先輩たちは地方・地元に帰り、保守政治の中心を担ってこられた。その人たち、つまり皆様方のことだと思います。その先輩方は、戦争の悲惨さが身にしみている。当時幼かった方々も戦後の食糧難の大変な時代を生き抜いてこられた。そういう人たちは、安倍首相の記者会見を非常に憂いている。。。と言われています。ですから、加藤元官房長官ご自身は、今の憲法を変えるべきと考えるけれども集団的自衛権の行使を容認することは危険だと述べておられます。
少子化問題が深刻で、人口減少が危ぶまれているこの日本、とりわけその傾向が著しい秋田県や横手市の将来を担う子どもたちが、殺し殺されることなく平和のうちに育っていける世の中にする「カギ」は、戦争の悲惨さを体験された皆様が握っていらっしゃると確信します。どうか私たち後輩に平和の尊さを伝えてください。
そのためにも、ぜひとも健康に留意され、ますますご活躍されることをお祈り申し上げて私のあいさつを終わります。本日は、おめでとうございます。
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