[コンパクトシティ]の考えかたについて
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[コンパクトシティ]の考えかたについて
今回学んだ研修で、コンパクトシティについて賛否両論が解説されました。
両氏の理論は捉え方が違うもので、地方の小都市に住む私たちにとって、目的は住民の幸せな生き方と持続的な地域の平和だと思います。その意味で両氏の意図されるところは共通のものと受けとめました。
森氏の指摘は、国土交通省による「コンパクトシティ形成事業」の問題点です。即ち国は、長年にわたり地域の拠り所であった公共施設を潰して一極集中させる方針であり地方自治体は地域自治から遠のいてしまい、地方自治が崩壊の危機に向かうとの懸念です。
鈴木氏の目指すコンパクトシティは図に示されるように地域再生に繋がる取り組みであり、我が横手市の都市計画における特定用途を制限する地域を限定して郊外に大型店舗の進出を制限する方法や公共交通を整備していく方法を紹介されました。

残念なことですが、国の政策は、私たち一般国民の生活は二の次で、すべて財界とアメリカに本拠を置く多国籍大企業のあくなき発展しか考えていない!としか思えません。地方自治体からどう発信し、どう動いていくか、真剣に考えなければ…と思います。
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