東部地区老人クラブ連合会健康福祉まつり
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「東部地区老人クラブ連合会健康福祉まつり」
7月9日、旭公民館で横手地域と山内地域の老人クラブ連合会が主催して、恒例の健康福祉まつりが開かれました。

血圧測定、健康相談も並行して講話と芸能発表、抽選会と、お楽しみが満載です。私は横手市の教育委員をはじめ、本業も精力的に被災地や全国をまわって活躍されている、市内黒川の洞雲寺のご住職、柴田康裕氏の講話をお聴きしました。

[いのちの力と生きるよろこび]というお題です。最初に「椅子に腰掛けての座禅」をしました。3分間の呼吸がなんと長く感じられることか!
人は人生で約5億回呼吸をするそうです。「ではここにお集まりの皆さんは今まで3〜4億回は呼吸をしたことでしょう」との言葉に、ハッとする聴衆…。私もその一人でした。
そして先日おやこ劇場で上映した映画[天のしずく]の中での、辰巳芳子さんとハンセン病の施設に幼少から入院されていた作家の宮沢和重さんの対談を紹介して下さいました。
「80歳を過ぎてからわかったことがある」「生きてきて良かった」と、人知れぬご苦労を重ねた二人の深い言葉は、とても重みがあります。
生きづらくなってきた昨今、二人の先輩達のように諦めることなく、前を向いて静かに闘ってこられた生き方に学ぼうよ!というご住職の力強いメッセージを頂きました。
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