南部ハーモニープラザまつり
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「南部ハーモニープラザまつり」
9月20日秋晴れの土曜日、第13回秋田県南部男女共同参画センターの利用団体・グループ活動のつどい!が開かれました。FF(fifty-fifty)推進員として秋田県の男女共同参画を進める役を仰せつかっている私は今回も実行委員(と大きなことを言っても準備にはなかなか参加できず、いきなり本番ステージ担当のディレクター?です)になりながら楽しみました。
今回は25の様々な団体が、バザーやお茶のお点前、血圧測定、展示、ハンドベル演奏などをご披露しました。恒例の「さんかくカフェ」では市内業者さんからのカンパにより、麹茶や甘酒ベースの”あまえこフラッペ”などもお目見えし、屋外のテントで作る「ほっと大仙」(障害者自立生活センター)さんの”アツアツ焼きそば”などもりだくさんの企画でした。
秋田市から駆け付けられた県男女共同参画課長は「今、国では女性閣僚が増え、女性の活躍する社会を目指すとしているが、ともすれば男性が台所に入るべきなどという偏った受け取り方をされることがある。しかしそうではなく、男女ともに尊敬しあい、仕事も家事も社会活動も支え合ってできる世の中にしていこうということ」で「性別や国籍などで差別をせず人として認めあって生きていこう」とお話されました。
いろんな活動団体のお楽しみ会ではあるけれど、男女共同参画の意図が一貫して表れているように工夫した企画も盛り込まれました。
横手高校定時制のボランティアさんによるワイドショー「世界の国からこんにちは!」の場面では、ブラジル・中国といった文化の違いを持つ人たちとの交流をテーマに寸劇?が披露され、「男女共同参画かるた取り大会」では公募した文言を「おはなし大好きの会」さんが朗々と読み上げ、県民マスコットのスギッチまで真剣勝負に加わりました。

スギッチも夢中で、みんな前のめりのカルタ取り

障害を持っていても意欲的に働き、地域とともに生きることをモットーに活動しているNPO法人も常連さんです。「若者サポートステーションよこて」も初参加でした。引きこもりがちの状態から一歩人々の中に入っていくチャンスとしてのおまつりでもあるこの催しは、各団体にとって一つの節目。来年のおまつりまでそれぞれの活動が発展し、一人一人が成長していくことを願ってお開きになりました。
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