憲法9条を守る市民のつどい
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「憲法9条を守る市民のつどい」

9月28日、かまくら館に150人の市民が集まりました。「戦争する国づくり」をストップさせる市民の会が主催です。様々な思想信条を持つ市民9人の呼びかけで結成されました。
最初の取り組みとなる今日は、呼びかけ人の一人である千田謙蔵さん(東北6県市町村長9条の会連合の座長で、元横手市長)の講演です。
「若者・孫を戦場に送らないために”不戦の誓い”憲法9条を守ろう!」というテーマで1時間以上熱弁をふるわれた千田さんは、80歳を越えておられてもなお私たち聴き手に伝わるわかりやすいお話をしてくださいました。
はじめに身近な出来事から紹介され、集団的自衛権行使容認の閣議決定が発表された際、テレビ記者が「日本が戦争に巻き込まれる心配が出てきた」という発言をしたそうです。”巻き込まれるのではない。「日本が戦争をする」と宣言したことなのだ”ときっぱりと言われました。そして「おかしい・安倍首相の三大憲法違反・疑問だらけ」と主張され
@なぜ憲法改正のルールで堂々とやらないのか?…憲法96条違反
A閣議決定で憲法9条を亡きものにしようとするのはナチスよりひどい…憲法98条違反
B憲法を守る義務を負っているのは誰か?…憲法99条。現在日本は立憲主義の国である=国民が主人公であって国民は憲法を守る義務を負っていない。天皇又は摂政・国務大臣・国会議員・裁判官その他の公務員が義務を負う。
*まだ何も決まっていない=本番はこれからだ!
集団的自衛権行使容認の閣議決定時前後は全国で反対の声が上がったが機能するためにはこれから多くの法律制定が必要。
安倍政権は国民が忘れてしまうように冷却期間を置く目論見。しかし国民にとっては、勉強するための重要な期間と捉えよう!
8月4日に共同通信のアンケート結果が報道された。 これによれば集団的自衛権行使について、若い世代が真剣に反対している(69%)。
これからの国民のたたかいが総選挙・地方選挙に表れると、真実を学び、行動することの大切さを伝えてくださいました。この時間を共有した私たち一人一人がスピーカーになって行動していきましょう!と確認しあって「市民の会」の第一歩を踏み出しました。
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