日本女性会議イン秋田
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「日本女性会議イン秋田」

10月28〜29日、秋田市の三ヶ所を会場にして全国から1000人以上が集い、活発な議論が展開されました。いわゆる国民文化祭みたいに毎年各自治体が回りもちで開催するもので、昨年は倉敷市、来年は苫小牧市、再来年は金沢市と決まっているそうです。
記念講演を横手市出身のメイクアップアーティスト藤原美智子さんが行いました。女性の自立とパートナーとの家庭や職場での男女共生について華やかにさわやかにお話されました。
二日目は10の分科会で様々な男女共生、男女共同参画に関する討論がなされました。私達は県南の実行委員会として1つの分科会を担当。地域づくりをテーマに!との課題を頂き、みんなで侃々諤々と話し合った結果「地域消滅のトップランナー秋田の今とこれから」と題して正月明けから取り組みました。まず秋田県の自治体の実態や首長さんの男女平等意識などについてアンケート調査をし、結果を踏まえながら、県内で活躍中の女性自治会長と女性消防団班長のお二人とコーディネーターに群馬女子大学教授の佐々木尚毅氏によるシンポジウムを企画しました。何度も練り直しの作業を重ねる中で実行委員の結束が強まったなぁと感慨に浸りながら二日目間を過ごしました。
分科会で金沢市の方などから鋭い質問や指摘を頂いたことが特に心に残っています。首長さん達のアンケートで「地域が発展するための要素は?」に対して「雇用や子育て支援」が第一に答えられたが「男女共同参画の視点」がなかったことは深刻な問題であり、制度が整っても住民の意識改革が進まないことには地域づくりは難しいのではないか。また女性リーダーの後継者を意識的につくることが大切との発言は、その通りだ!と痛感した次第です。
少しの間でもこの活動に参画させてもらってとても勉強になりました。みなさんに感謝です。
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