杵と臼でのお餅つき
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「杵と臼でのお餅つき」
このところ、伝統的な餅つき行事に恵まれています。
暮には母子支援施設サンハイムで、1月3日は安田原昭和会青年部、そして1月5日は横手市賀詞交歓会と、つきたての美味しいお餅にありついている私…。少子化が課題になっている横手市で、できるだけ多くの子どもたちに伝統行事を経験するチャンスをつくってあげたいと大人たちは真剣です。
つきあがったお餅を丸めて鏡餅にしたり、きなことあんこをまぶして食べる楽しさは格別です。が…このお餅というのは、あっついうちに形をつくらないとどうしても言うことをきいてくれません。世代間交流ができる絶好の機会ですが、大先輩たちが、いとも簡単に丸めているのをマネて表面をつるつるにしようと頑張っても、なかなかうまくできないんです。子どもたちも、いつもの粘土遊びとは違って集中し、無言で丸めていました。

安田原昭和会では、石屋さんからレンタルしてきたという大きな灯篭の屋根を逆さにしたような石臼でつきました。お餅がぺったりと先っちょにくっついて、杵を上にあげるのが一苦労です。餅つき機では、あっという間にできあがるのに、苦労してついた餅の美味しさを、子どもたちは大人になっても忘れないでしょう。
5日は女性参加者が1割にも満たない賀詞交歓会でした。「来年からクォ―タ制にしようよ」と男女共同参画センターのメンバーと話したのですが、オープニングで披露された勇壮な「大雄太鼓」は黒一点で、あとは女性たちが力強くおおらかに演奏してくれました。もちろんお餅も高級魚である「モロコ」のから揚げも美味しかったです。

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