第34回輪気愛相(わきあいあい)スポーツ交流会
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「第34回 輪気愛相(わきあいあい)スポーツ交流会」

10月19日、さかえ館に130名が集まりました。
障がいのある人とボランティアが、お互いを理解し支え合いながら暮らしていけるようにという目的で、軽スポーツによる交流会を33年間も開催してきたことを、今ごろになって知りました。しかも、この事業は、横手市から横手市社会福祉協議会が委託を受けて行うのだそうです。
市内各地区の身体障害者協会や県車いす連合会県南地区、県聴力障害者協会県南支部、障がい者の作業所を運営しているNPO法人や手話・点字のサークル、傾聴ボランティアサークル、要約筆記サークル、横手城南高校や衛生看護学院の生徒さんなど実に多様な参加者でした。
私は高橋和樹議員とともに個人ボランティアとして参加し、様々な障がいを持つ人たちと一緒に、ゲーム感覚満載!のスポーツを楽しみました。
社会福祉協議会の担当の皆さんが実によく工夫されたリレーを考案してくれていました。
個々の障がいは皆さん違います。 それでも心から夢中になれて、身体活動もその人に合わせた動きができるように「心憎い!気配り」がなされていました。初対面の人とペアになって動くことは、大変な緊張が伴います。施設の職員さんや常にボランティア活動をしている参加者は、その人たちにしっかりと寄り添って、さりげなく不安を取り除き、楽しい充実感を引き出していました。
ボランティア=お世話をしてあげる人ではなく、同じ目線で一緒に楽しみを分かち合う人なのですね。通常、私たちは議会からの参加者として大きなイベントで「来賓紹介」をされておしまいっ!が多いです。それでは本当に実社会を学ぶことには繋がりません。
事故や糖尿病による途中失明など、誰でも障がい者になりうるのですから”いつ(何時)からでも、いつ(何歳)からでも学べる”ことを、みんなで学びたいと思います。
秋晴れの天気に恵まれて、ここちよい汗をかきました。
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