第46回 菊祭り
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「第46回 菊祭り」
10月25日、秋晴れの朝はキィーンと寒さがこたえます。恒例の菊祭りが横手市の「あきたふるさと村」で始まりました。

全県から選りすぐりの様々な菊が披露されています。予算不足のあおりでメインステージに菊人形がないのがさびしい…と思いながら、実行委員会の工夫を凝らした作品テーマが「秋晴れの 豊作祈って 菊見酒」とのことでした。

広場の真ん中には「玉菊アート」というタイトルの菊が並んでいます。すぐそばにある近代美術館の6階から見下ろせば、何の形かわかる!のですって。もう少し日にちが経ったらつぼみも開いて美しさが増すでしょう。その時に6階まで上がってみましょう。

実行委員長のあいさつでは”後継者養成”が強調されました。今回はその目的で「スプレー菊」を飾り、菊づくりへの関心を持ってもらう取り組みをしたそうです。菊の花を一年かけて育て、今日のように見事に咲かせるのは大変な技術と根気が必要なのだそうです。
合併前の横手市で一般質問した折には、小学生〜中学生の部活や総合的学習の時間を活用して菊づくりの後継者を育てようと教育委員会が企画している答弁がありました。今日の開会式に参列された菊づくり名人の大先輩達をお見かけしながら、これからは本気になって後継者を育成することが緊急課題になる!と感じました。
全国的に有名な菊祭りのメッカ!である福島県二本松市では、たしか子ども達が育てた菊の花も展示されていた記憶があります。ガーデニングには様々な形態があるけれど、菊の花づくりも楽しみながら学校や地域のサークルで取り組めるようにしていきたいと、どの方のあいさつでも触れられました。やはり、今ですよね! |