福祉灯油について
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「福祉灯油について」
齊藤勇市議団長と一緒に、10月24日藤本副市長に以下のとおりの申し入れをしました。さらに10月28日には山内県議や秋田市議さんたちと一緒に堀井副知事と懇談しました。
振り返れば2007年に原油代が高騰し、今回のように県知事や市長そして永田町の国交省・農水省まで訴えに行った経緯があります。イラクなど中東情勢に左右される石油価格が7年前から急激に上がったことで、国が特別交付金を手立てしたのでした。
あのころから毎年前年の価格を上回っている原油価格に、県も市も「福祉灯油」という位置づけで補正予算をつけてきました。
横手市は、昨年「生活保護世帯は冬期加算で灯油代が上乗せされるから」という理由で低所得者層から生活保護受給者を除いた対象にしました。しかし、ただでさえ扶助費を減ずることに躍起になっている国の仕打ちに便乗することはもう限界にきている受給者にとって福祉が遠のいてしまいます。
今日の副知事答弁は「原油価格も円安による高止まりになっているので、県としても鋭意検討し、国に特別交付金を働きかける」「各世帯に一律5000円といった支援の仕方ではなく、市町村が住民に支援しやすいように手立てする」という前向きな内容でした。
市に要望した先週から灯油はもっと値上がりして寒さが厳しくなった今週は灯油配達価格が1缶2000円を突破したとのこと。ぜひ市町村あげて県と国に訴えていかなければ暖をとれずに我慢した挙句、風邪が蔓延してしまいます。時間いっぱい待ったなし!
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2014年10月24日
横手市長 高橋 大 様
日本共産党横手市議会議員団
齊藤 勇 立身万千子
市として福祉灯油など、燃油高騰対策を要望します
日に日に寒さが厳しくなり、暖房が必要な時期に入りました。
円安と消費税増税、年金引き下げなどにより、県内の消費支出は前年同月比マイナス14.4%と、全国平均から8.5%も落ち込みました。これに米価の暴落が追い打ちとなり、農業を基幹産業とする我が横手市民の暮らしは大変厳しくなるものと懸念されます。
そうしたもとで秋田県内の灯油価格は、18?1缶で2000円に近づきつつあり、9月前年同月比で1缶122円、前期(4月〜9月)平均では1缶167円高くなっています。市民の節約も限度が見えてきました。雪対策とともに、この冬を乗り切れるよう、以下要望します。
1、 低所得者層への福祉灯油について、市が助成を行うこと。
2、 燃油高騰で甚大な影響を受けるハウス農家や福祉施設などに対し、市が助成を行うこと。
以上
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