斎藤 勇 議員団長 逝く
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「斎藤 勇 議員団長 逝く」

10月4日、同僚の斎藤勇議員が検査入院から18日目で亡くなりました。
日本共産党横手市議(団)は私一人になってしまいました……勇さん、あまりにも突然すぎて、まだ私は受け止められません。
でも、誰よりもこの現実を信じられないのは勇さんご本人だろうと思います。今の9月議会でも「議員の義務であり、権利である」と言って一般質問に取り組み、農業一筋で臨んでこられました。
もしかしたら、背中の痛みや体調不良を必死にこらえながら議会活動にも赤旗の配達集金活動にも頑張っていらしたのでしょうか。私は何も気づかず、議員団長である勇さんに、わがままをぶつけていたのではないだろうかと悔やまれてなりません。
思えば合併前の十文字町会議員選挙、大変な激戦でしたね。5日間応援に行っていた私は、どんどん逞しさを増していく「勇候補」に目を見張りました。最終日の打ち上げ演説は力強い決意が伝わり、見事当選を勝ち取った時の感無量の表情や、赤ちゃんだったお孫さんへの優しい眼差しを、今でも忘れることはありません。
その後、合併2期目から7年間議員活動をご一緒しました。国政選挙・県議選挙と勇さんの応援演説が冴えましたね。特に、地元の十文字道の駅では地域の人々との信頼の絆を感じました。
人は、いつかは終わりを迎えます。けれどもこれほど急激に、志半ばで人生を終えなければならない勇さんの無念は、想像するに余りあります。残された私達は、勇さんの悔しさをバネにして、国民・市民の幸せと本当の平和を築くため、力を尽くす決意です。
勇さん、長い間の議員生活そして党生活者としてご奮闘いただき、ありがとうございました。
どうぞ安らかにおやすみください。
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