☆ | ☆ | ![]() |
||
![]() ←横手市議会発信 |
「市議会議員研修会←横手市議会発信」 5月8日、秋田県の男女共同参画を進めてきたブレーンとして活躍中の、佐々木尚毅群馬県立女子大学教授を講師に迎え、議員研修が開催されました。 第一弾は2月10日で、折しも「号泣県議」や「都議会のセクハラやじ」などが報道されたことを背景に「ハラスメントの対策の実際と課題」を、佐々木教授と県中央男女共同参画センター副センター長の佐々木美奈子氏を講師に研修しました。今回はその第二弾です。 「職場のパワー・ハラスメントの予防・解決に向けた提言」の要諦と、「ゆとりある社会が未来を拓く〜男女共同参画と地方消滅〜」というテーマで行政の課長さん達と合同の研修でした。 @「パワハラ…の提言」は平成24年3月に厚生労働省が出していますが対症療法的であること。上司から部下だけではなく、同僚間や部下から上司にも行われると「職場内の優位性」が変わったことが挙げられました。 また、事後の検証で「業務の適正な範囲」であると判断されればパワハラには該当しないというように変わったことも説明されました。厚労省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループの報告によるものだそうです。その点を踏まえた上で・・・ A男・女・性同一性障害を持つ人など、どんな人でも人として生きる社会を創る。みんな平等な社会、人にやさしい社会が男女共同参画社会である。にも拘らず依然として誤解が解消されないでいることも現実。 根強い性別役割分業意識により、「女のくせに」「男のくせに」…子どもの自殺は男の子が圧倒的に多い事実に反映されている。 Bこのような背景の中で、なぜ平成11年6月23日男女共同参画社会基本法が成立したか? …法前文「我が国においては、日本国憲法に個人の尊重と法の下の平等がうたわれ、男女平等の実現に向けた様々な取組が、国際社会における取組とも連動しつつ、着実に進められてきたが〜〜一方、少子高齢化の進展、国内経済活動の成熟化等我が国の社会経済情勢の急速な変化に対応していく上で・・・男女共同参画社会の実現は緊要な課題〜〜」と中央政府のホンネが表現されている。 つまり、今後半世紀、日本の20〜59歳人口は構造的に減少⇒就業者数も減少⇒潜在する労働力である女性か、移民受け入れしかない! C少子化を乗り越えた国の取り組みは日本の方策(調整弁としての安い労働力=非正規の女性急増)と決定的に違う! 1)長期にわたる家族政策 2)男女平等の推進 3)生活(家事・育児・地域活動)と仕事のバランスの見直し 4)次世代育成政策…家族・子ども向け公的支出の充実と教育をめぐる精神的風土の醸成(暗記・指示待ち・競争ではなく教え合い・考えあう) Dどこが、そんな国(北欧・フランス)と日本の分岐点だったのか? …これが今回の研修で私がゲットした大きな答えでした。 1973年第1次オイルショックが全世界の人々を襲った。日本はもっと働け!→サービス残業激増→家庭を重んじる時間も余裕もなくなる→必然的に少子化→いい学校・いい会社でエリートに→受験戦争→現在に至る。しかしスウェーデンは、働きづくめから生活優先に→長期にわたる家族政策・WLBの見直し・議会のクォータ制など国をあげて徹底した→税金は高くても充実した年金・子育ては外国人も無料 Eまとめ:安倍政権の「女性が輝く社会」とは、一握りの勝ち組女性だけ!。 労働者派遣法・ホワイトカラーエグゼンプションなど次々と法制化を目論むことは、やがて日本が消滅してしまう?・・・・いなかで暮らすことの意味を再認識し、具体化するのは、私たち地方政府であるべき!中央の機関委任をする地方自治体になってはいけない!という講師の言葉に納得しました。 |
|||
これまでの記事![]() おもフェス・おもしぇす ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() …横手での野営訓練 ![]() 赤旗まつり! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 講義3 ![]() 講義2 ![]() 講義1 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |