横手地域の出初式
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「横手地域の出初式」
1月6日、新春恒例の出初式がありました。
毎年地域の消防団が勢ぞろいし、勤続40年・35年・30年・25年・20年・15年・10年と県知事や市長から表彰があり、退職者には功労賞が贈られます。
今年は従来のけやき通りでの観閲や、式場である市民会館までの消防車のパレードがありません。交通規制で市民からの苦情もあったため、今回は駅の反対側にある体育館向かいの職員駐車場で整列し、歩いて2分?の条里南庁舎講堂が式典会場でした。
程よい広さではあるけれど、今までのように、近くの保育園や近所の子どもたちの「あこがれの的」である消防自動車が脚光を浴びるチャンスがありません…。市民みんなの満足度をどこに置けばいいのだろうか?と悩みつつ、議員間の順番として、議会からのあいさつをさせていただきました。

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明けまして、おめでとうございます。
本日は、議長が公務のため出席が叶わず、私、立身が一言ご挨拶を申し上げます。
まずは、先ほどのように、寒さとの闘いをはじめ、どんな状況の下でも、昼夜を分かたず市民の安全安心を守るため、最も市民に身近な所で活動されている皆様に、深い敬意と感謝を申し上げます。
そして、ただいま表彰を受けられた皆様、誠におめでとうございました。
さて、長い歴史を誇る地域消防団は、文字通りの火災のみならず、先の東日本大震災や昨年の土砂災害、更には火山の噴火等様々な災害時に出動される激務を担っておられます。
それぞれに職業をお持ちになりながら、日頃の厳しい訓練に勤しまれるというボランティア精神あってこその、ご活躍であることに大きな今日的意義を痛感するものです。
今、全国的に「地域防災」の大切さが強調され、地域の自治会、町内会や民生委員さん等々との連携が必要不可欠と言われています。災害時要援護者のマップ作りが、全地域にわたって急がれていますが、そこでも地域の実情をしっかりと把握しておられる消防団の皆様が、頼みの綱となるのではないでしょうか。
災害時における避難所の運営などで女性の視点が必要だという声も出されてきました。同時にこの横手市内においても、女性消防団の活躍も脚光を浴びてきています。
今後は、認知症高齢者の徘徊見守り対策や、大雪対策など、ますます地域消防団の役割は大きくなるものと思われます。
その中核となっていただくべき皆様方の一層のご活躍を祈念申し上げて私のご挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
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