冬季防災検証訓練
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「冬季防災検証訓練」
2月22日、春と見まがう麗らかな日和、「雄物川南小学校閉校式典」や「食と農のフォーラム」などイベントが盛りだくさんの日曜日でした。私は地元で行われた冬場の防災訓練を見学に行きました。
今回は「市街地での初動期の対応」がテーマで、横手駅に近い二つの町内がモデルでした。防災関係機関の到着を待つことなく、町内自治会による安否確認や地元消防団による早期活動の実地訓練を検証すること。寒い時期の避難所や避難スペースのあり方の検証。そしてNTTドコモによる災害情報の発信とスマートフォンを活用しての避難誘導の検証でした。
私は横手高校定時制の体育館で、災害情報共有システム(L…ローカル アラート)の情報状況を見学しました。

一度に数ヵ所の避難状況を目の当たりにできるエルアラートの装置と、断熱シートや段ボールの仕切りなどを展示した避難所

訓練の初めに、最近の白馬村での地震災害の際、発生時から30分以内で住民たちが救助した様子のDVDを視聴したことで、自主防災・早期活動の意義が伝わったと思います。今回のような小規模単位での訓練を積み重ねることが大切と思いました。
課題は、横手市が丸ごと被災するほど広範囲になった場合のストーブ・自家発電装置・水・トイレなどの備蓄量だということを、危機管理課でも言っています。数か所に分散して備蓄する方法や連携する事業所を増やす方法などが今後の課題と言えます。
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