今年の敬老会
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「今年の敬老会」
9月12日は栄地区、9月25日は横手中央地区の敬老会が開かれました。75歳以上の皆さんがおおぜい集まって、市・婦人会・社会福祉協議会の主催で催されます。写真はさかえ館で議長代理のあいさつをさせてもらった時のものです。
今年は中央地区でも私が議長代理のあいさつをさせてもらいました。もちろん通り一遍の中身ではすまされません。苦難の戦中戦後を生き抜いてこられた先輩の方々と、日本を「戦争は絶対にしない国」・為政者に「憲法を”守らせる”国」にするために訴える役目を果さなければ!という使命感で中央地区では次のようにあいさつをさせてもらいました。

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敬老の集いにあたり、市議会議員5人でお祝いに伺いました。なによりもお元気でここにお集まりになったことをお喜び申し上げます。そして、米寿を迎えられた方々に、心からお祝いを申し上げます。
去る17日、9月議会が終わりました。そこで昨年度の決算について審議をしました。そのひとつをご紹介します。
皆様がお医者さんにかかる時に使われる保険証ですが、この保険は秋田県全体の広域連合で様々なことが決められます。横手市からは市長が私たちの声を届けるために頑張っています。
この保険はお医者さんにかかればかかるほど医療費が高くなり、それに連動して保険料も上がる仕組みになっています。
国がその保険料を上げる算段しましたが、その年は保険料を据え置いたままに留め、保険料の9割・7割・5割の軽減策も講じて乗り切りました。
年齢を重ねるほどお医者さんとおなじみになるのは仕方ないのですが、できるだけ身体を動かして地域のイキイキサロンや健康の駅に集まって、健康を保ちましょうと呼びかけてきました。
市長のあいさつでは、秋田県人は歩くことが少ないワースト1の汚名があるとのことですが、駅前の大規模な「健康の駅」だけではなく、町内会館などで「らくらく体操」をする中規模・小規模駅も全国の地方議会から視察に見えるほどです。皆様はモデルとしてこれからもお元気でご活躍ください。
さて、私は中央地区と栄地区の境界に住んでいます。この27日、栄神社で栄地区の戦没者慰霊祭が開かれます。その案内文をご紹介しますと「本年は大東亜戦争終結70年の節目の年にあたります。70年前に祖国を守らんとして戦い、この国の未来を託してかけがえのない命を捧げられた栄地区114御柱のご英霊の思いを受け止め、しっかりと後世に伝えていかなければなりません。それが平和な日本に生きる私たちの務めであろう」と書かれています。
先日、この日本の安全保障のありかたを変える法律が決まりました。国会周辺のみならずこの横手でも戦争に繋がることを心配する人、賛成する人と様々な声があがりました。少なくとも横手で平和を願わない人は誰もいないと思います。それを若い世代に伝えるため、苦難の戦中戦後を生き抜いてこられた皆様のお力がまさに今必要な時ではないでしょうか。
どうぞくれぐれも健康第一で、私たち後輩に平和の大切さを語り継いでくださいますよう、ご祈念申し上げ、ごあいさつにさせていただきます。
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