原水爆禁止世界大会in広島
|
|
「原水爆禁止世界大会in広島」
8月4日7時30分、秋田空港を飛び立ち、羽田経由で11時前広島に到着。今日は秋田県も34度と同じ気温らしいですが、湿気がなくカラッとしていて広島のほうが過ごしやすい〜などとイキがっているうち、世界大会総会会場のグリーンアリーナまでの15分間で汗びっしょりになりました。
3000人を超す参加者のうち、海外から集まった人々と若い世代の多さがとても印象的でした。さすが世界大会です。各国代表からなる議長団の進行で被爆者代表の方やインドネシア国連常駐代表の方、俳優の宝田明さんなど次々と制限時間を惜しみながら、参加者の心に響く挨拶がありました。
「核兵器は尊い人命だけでなく、人々から温かい家族の愛情や未来の夢を奪い、人生を大きく歪める絶対悪である。この絶対悪をこの世からなくすためには、脅し脅され、殺し殺され、憎しみの連鎖を生み出す武力ではなく、国籍や人種、宗教などの違いを超え、人と人との繋がりを大切に、未来志向の対話ができる世界を築く必要がある」という広島市長のメッセージを具体化する発言が相次ぎました。
日本列島を245万歩以上も歩ききった国民平和大行進の報告や、海外、国内の高校生たちが核のない世界、戦争のない地球を目指して運動している報告がありました。
発表者のみならず全国から集まった参加者を見ても、私達の子どもや孫の世代に着実に平和の運動が引き継がれていることに大きな感動を覚えました。

平和公園そばの地下道の壁に、こんな大きな和製タペストリーが世界大会参加者を歓迎してくれました。 |