|
|
1月24日、企業誘致に関する臨時議会がありました。
既に新聞報道されたことですが、南庁舎という市の施設を使うために900万円の補正予算の議決が必要となったからの臨時議会です。
昨年度暮れから議員による全員懇談会や協議会で提案されてきたもので、プレステージインターナショナル鰍ニいう創業約30年資本金約13億円の企業で、高卒女子が中心の事務職であり、秋田市や酒田市では500〜1000人規模を雇用する実績のある企業とのことです。
一般質問で中小企業振興条例を作ることが必要と主張した私としては、苦渋の選択で賛成討論をしました。
私のあとに、三人が賛成討論を続けたのですが、中身はどんどん反対討論になりました。市役所の部局連携ができていないことに対する心配が募っての発言です。
結果的には満場一致でこの企業を迎い入れることになりました。
議会と行政は二元代表制と言われます。これを機会に横並びで意見を出しあい、市民first(誰かのマネではありませんが)を貫いていかなければと痛感しました
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
議案第1号 平成28年度一般会計補正予算(第5号)に賛成の立場で討論します。
この予算案は企業誘致に係る内容です。私は、12月の定例議会で、市民生活を守り、雇用を創出し、この横手市の地域内経済を循環させ、ひいては人口減少を食い止めるために中小企業振興基本条例の制定を提案しました。従来の企業振興条例は、往々にして大手の企業を誘致するため優遇措置を講じることを優先させてきた傾向が全国の地方自治体であったことはご承知のとおりです。その点を踏まえて当該企業の状況を考慮するとき、福利厚生と就業教育システムの充実度がどのようになっているか、労働条件がしっかりと整備されているかを厳密に見極める必要があることは当然です。しかし、これまでの当局の説明は仮センターの設置手順等々を含め、率直に言って、必ずしも納得のいくものではなく、私どもは独自に調査やヒアリングをせざるをえませんでした。
ここに至っては、市長はじめ各部局一丸となって事業推進の決意を新たにすること、そしてあくまでも、市庁舎を利用しての事業展開にあたり、完全なセキュリティを確保することを条件として、この補正予算に賛成します。
|
|
|