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横手市創作子ども歌舞伎



 
 「横手市創作子ども歌舞伎」


 9月23日、今年も小中学生と保育園児による子ども歌舞伎が上演されました。 正式には「平成30年度 横手を学ぶ郷土学」事業のひとつで「横手市歴史的風致維持向上計画策定記念公演 浅舞小学校特別大興業」であり、浅舞小学校体育館に「花道」を設置しての特別舞台をしつらえ、衣装も化粧も(隈取こそしませんでしたが)セリフもホンモノです。三味線や鳴り物も長唄知音会の方々をきちんと揃えて(私の同級生もずーっと正座で頑張っています)の総合芸術です。
 演目は「通し狂言~極め付き ご存じ後三年 蛙(カエルが主役?)合戦~五段」!。
 スタートは「(大入りを期して)にわか三番叟」→「口上」(蛙役者総出演にてお目見え)→一段目「さねひら館庭先の段と多賀城国司館の段」。二段目「雄物川船宿屋の段」。三段目「馬鞍山のだんまり」。4段目「金沢の柵陣館(じんだていなり)稲荷の段と義家陣中剛臆の座の段」。五段目「大詰 金沢の柵決戦の段」。





 きちんと黒衣の衣装をつけた二人が、今流のMC。地元の保育園児16人が「捕物」の役で出演し、脚本上、悪役の源義家や吉彦秀武には女子が希望したとのことです。 これまで統合小学校のこけら落とし!などの理由で3回上演されてきたので、子どもたちも役者のみならず「裏方をやりたい!」という希望も出てきたそうです。
 いくら史実とは言え、兄弟で殺し合い、それに中央の為政者が牛耳ってきた歴史を、子どもたちはどう理解するんだろう?などと見守る私たちは思いました。
 でも暑いなか厳しい稽古を重ねてきた自信と、地元に密着しながら日本の歴史をしっかり学んだ知識は大人になって大きな力を発揮してくれるだろうと期待します。
 来月は中尊寺でこの歌舞伎をお披露目する予定とのこと。清衡が若い時代に経験した苦しく悲しい戦をなくすため平泉に極楽浄土を造りたい!と平和を願った思いは、子どもたちにもきっと通じることでしょう。予算をなんとか捻出して来年も子ども歌舞伎が続いてくれることを祈ります。

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