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「第40回 平和憲法をまもる秋田県民集会」 5月3日、今年の憲法記念日は「改憲論の今…自衛隊加憲論を中心に」と題して、一ツ橋大学 名誉教授の浦田一郎さんの講演を聴きました。 浦田先生は、平和主義の研究がご専門で、政府の見解を分析しておられます。以前は9年間ほど 山形大学に勤められ「鳥海山が山形からは北に見えるが、南に見えるのが秋田だった」と、難しいお話の前に私達の気持ちを楽にしてくださいました。 まず、自民党の「憲法改正」について(今日のNHK番組によれば、アメリカのGHQは現憲法が成立した直後から、対ソ連や中国のために、日本の 憲法に軍事力を持たせると、方向転換してきたこと。また、最初の憲法調査会の結論は決して改憲一方的ではなかったことが報道されていました) 初めは国民の賛成が得られるような項目から変えることにしていたが、最も国民の賛否が分かれるような自衛力の増強(自衛隊加憲論)といった 9条や前文などの憲法全体を変える方向に進んできた…と説明されました。そして憲法改正とは、安倍首相個人の希望ではなく客観的な状況を 凝視する必要があり、安倍首相が退陣したとしても、必ず浮上してくる問題だとも。 さらに、秋田市の住宅地や学校・県と市庁舎まで射程距離! となってしまうイージス・アショアについても、この装置自体が米国内でも未完成であり、複数のミサイルが多発される場合には対処が不可能で 南北朝鮮と日本において数100万の死者が出るだろうと指摘されました。 今日は、秋田合唱団の皆さんによる「音楽の贈り物」がありました。数曲の 素晴らしい合唱の中で「あの日の授業~新しい憲法のはなし」という歌が披露されました。1947年に日本中の中学生に配られた副読本の抜粋が 間奏に話されます。長いですが、ぜひ共有したいと思います。 ~~そこで今度の憲法では、日本の国が、けっして二度と戦争をしないように、二つ のことをきめました。その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争をするためのものは、いっさい持たないということです。これからさき 日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。これを戦力の放棄といいます。「放棄」とは「すててしまう」ということです。しかし、みなさんは 決して心細く思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国より先に行なったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません。 もう一つは、よその国と争いごとがおこったとき、決して戦争によって相手を負かして自分の言い分を通そうとしないということを決めた のです。おだやかに相談をして、決まりをつけようというのです。なぜならば、いくさをしかけることは、結局自分の国をほろぼすようなはめに なるからです。また、戦争とまでゆかずとも、国の力で相手をおどすようなことは、いっさいしないことに決めたのです。これを戦争の放棄と いうのです。そうして、よその国と仲良くして、世界中の国がよい友だちになってくれるようにすれば日本の国は、さかえてゆけるのです。~~ ![]() 県民へのアピールを提案する、若い世代 |
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