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「第63回日本母親大会in岩手」 8月19~20日、能代~秋田~横手を通る大型バスに乗って、お隣岩手県に行きました。 たしか娘が5歳ごろ盛岡での日本大会に一緒に行って、弟の子どもたちと遊んでもらったっけな…と懐かしく思い出しながら盛岡に到着。 初日は35の分科会と、福島・宮城・岩手の被災地訪問という盛沢山のメニューです。私は「豊かな放課後を子どもたちに‥学童保育・部活・地域の活動」という分科会に参加しました。現役中学校教師の先生からお話しをいただき、3~6人ほどのグループワークで様々なホンネを交えて議論しました。 約5時間の活発な(みんな話したくて、全国から参加しているので)討論の末、母親大会は参加者全員で「申し合わせ事項」を作っていきます。私達の分科会は「豊かな放課後を子どもたちに保障するために、 ①子どもたちが主体者として遊び、学び、部活動に取り組めるような環境をつくっていきましょう。 ②学童保育の運営基準(設置・子どもの定員・職員の定数と待遇・施設など)の向上をめざしましょう。 ③部活動に伴う教員の過重労働解消に緊急に取り組んでください。 という申し合わせをしました。 ![]() 翌日は全体会です。写真のように高校生による「獅子踊り」や「さんさ踊り」に魅了されました。 ![]() カベには一人一人の要求を記したタペストリー23000枚がいろんな形に飾られています。この中には横手のお母さんやおばあさん・若い自治体職員たちの願いも入っています。延べ10700人が一堂に会しました。63年目にして初めて知事と開催地の市長が揃い踏みをし、挨拶をもらった記念すべき大会でした。 記念講演はフォトジャーナリストの安田菜津紀さんで「写真で伝える世界・東北の今」です。学生時代からかかわってこられたカンボジアについて、また義父母が住み津波で被災された陸前高田を中心とした震災から6年の状況、そして現在の中東シリアについてのとても深刻で、でも前向きなお話でした。 この岩手は第一回目の日本大会と、そのあとにスイスのローザンヌで行われた世界母親大会に参加した土川まつえさんを輩出しています。その歴史を再度学び直して大会成功のために実行委員会が尽力されたとのことで、参加団体も幅広く呼びかけ、実行委員長はJA岩手の女性部長でした。県下すべての農協・漁協そして全自治体の教育委員会、県PTA連合会も実行委員に入っています。 この大会では、立場の違う多くの人々と手を繋いで、平和を次の世代に伝えていくことの大切さを再確認しました。とりわけ若い人々の柔らかい感性に訴えていきましょう!と。 |
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