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「第50回公的扶助研究全国セミナーin盛岡……報告その3」 ![]() ![]() 11月11日は、朝から暗くなるまで岩手大学でゼミのように少人数の勉強でした。 6つの分科会のうち私が選んだのは「医療と福祉の連携で地域生活支援〜共にいのちを守る」です。 話題提供者を含む18人が自己紹介しながら所属や学んでいきたいテーマを発表しあいました。10人が行政のケースワーカー、2人が精神保健福祉士、1人が医療ソーシャルワーカー、そしてワーカーOBやNPO活動者、学生、地方議員といった面々でした。 「医療機関に○○をしてほしいのに」「福祉事務所だから○○ができるはずなのに…」というスレ違いがなかなか払拭されない〜具体的な実践が報告されました。共にいのちとくらしに向き合う両者が互いの役割を理解し、本領を発揮して『連携する』の中身を考え合い、地域で生活する人を支えることの必要性が浮き彫りになりました。 様々な制度はあっても『当事者はどう思っているの?』。回りが振り回されて『困った人』は、実はその当人が『困っている』人なんだとよく言われます。今日の参加者の発言にも端々に「当事者から直接、希望を聴かなくては……信頼関係を築くまで時間はかかるけど」という思いが汲み取れました。 障害者総合支援法が国会で決められてから「私達抜きで私達のことを決めないでほしい!」と障害を持つ方々から抗議の声があがっています。まさに『人権』が問われている!と、この2日間の大きなテーマが改めて身に染みました。 支援を必要とする方々を支える関係機関同士のつながりを強固にする役割の一端が私達のような地方議員や民生委員、NPOなどの活動であり、中央政府が民間活力にシフトする方向で「はしごをはずす」とヒト・モノ・カネを出し惜しみし、国の責任を市民に丸投げしないように『連携』を強めることが大切なんだと痛感した分科会でした。 |
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