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「第30回議員の学校IN多摩図書館」 ![]() 10月31日〜11月1日議員の学校、今回は再び武蔵野国分寺です。 高層住宅が林立する中の広大な公園が図書館の隣にあり、高齢者が散歩、若者がキャッチボール、親子が自転車乗りの練習……良い環境です。ただ、朝晩は都心に向かう人達の波に飲まれる満員電車❗ 北欧並みに週40時間労働ならばどんなにか仕事と子育てを満喫でき人生を謳歌できるだろうに…と痛感します。 とりわけ今回の特別講義「総選挙をめぐる論点と'小池現象'、背景にある危機」が身に染みました。以下、自分がおさえておくべきと受け止めたことを報告します。 ◆日本国憲法の議会制民主主義と選挙制度の課題:国会をめぐる動きは違憲 ①イタリアとは違う日本の小選挙区制度の非民主性=膨大な死に票の一方、自民党は47.8%の得票率で74.3%の議席率(これでも安倍首相や二階幹事長は、多大なご支持を頂いた‼と豪語)。 ②経済的格差と選挙:政治献金排除のための政党助成金のはずが…。 個人の被選挙権の保障は?…供託金や街頭宣伝車、ビラなど他の国はない。人々は集会や自由討論に候補者を呼び、政策で選ぶ。 ③憲法の定める基本理念を再確認すべき! 前文「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し…」=国会のトップは内閣ではない(明治憲法との違い)。 ◆日本国憲法の地方自治制度の本質と東京都政 中央政府と地方政府は対等‼。二元代表制=地方自治体が独裁にならないための手法。首長は全住民の代表であり中立でなければならない。公務員の奉仕労働、職務専念の原則。 ◆背景にある危機的状況とそれに打ち勝つ市民的共同の重要性 ①市場経済の危機が次々発覚…大企業の腐敗(内部留保が有り余る中での神戸製鋼、国産車メーカーの無資格検査)。 ②政治の腐敗(もり、かけ問題)。 ③「身を切る改革の中身は」…公務員削減と非正規化、委託・市場化、公共施設縮小etc. ④国民の意識が低いのではない。権力を信頼していない(内閣府の社会意識に関する世論調査)=日本の国は重大な危機に瀕している。 ⑤市民の主権者としての共同➡野党共同候補の勝利は今後の変革の展望を示す! ………今ここに集い学ぶ私達は、主体者としての自覚があるか!?=主権者としてのみならず、権力の一翼を担っている議員として‼……… 厳しい言葉を頂きました。 |
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