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「地方議員研修in池袋」 市民の皆様にご支持を頂き、鈴木勝雄市議団長と二人議員になることができました。出来る限り研修を受け、理論を深めて住んで良かったと、誰もが納得する横手そして日本の国をつくっていくためにがんばります。より一層のご支持、ご助言をお願い申し上げます。 10月26日、夜行バスが遅れて到着し10時開始にギリギリセーフ。講師は東京有明医療大学の千葉喜久也先生で、五城目町のご出身、秋田県庁勤務を通し福祉分野で現場を熟知されたかたでした。 【講座1】保育待機児童問題と自治体の役割 問題の背景をまず深く解説。国政では票に結びつく高齢者優先で子育てを家族に丸投げの社会状況が、低下しつつある生産性向上のため、女性も男並みの仕事➕家事と育児➡認可保育園の整備が追いつかない・・・子育てに優しい国になれない日本〜子どもの泣き声は騒音?。 保育の人材養成と確保が困難‼➡自治体の役割=次世代支援(子育てではなく子育ち)は地域の未来づくり・・・子どもが大切にされる社会状況は、誰もが生きやすい社会であり、議員は悩める親に対し、叱らない・怒らない・注意しない(こちらの思いを強要しない。親の気持ちを否定しない)。 政府が推進する家庭教育支援法についての懸念を質問しました。 児童福祉法によれば、家庭は協同体ではあるが、独立した存在であり、公の機関が決めつけることは問題だ。とのお答でした。納得です。 【講座2】10月26日午後は「小中高教育の問題解決と教育委員会のありかた」で午前と同じ千葉先生でした。子どもが一番長くいる所が学校なので、子どもの福祉と大きく関連するとのことで研究をされています。 1,いじめ問題 今日のマスコミ発表で、全国のいじめは増加しているとありました。いじめを「子どものけんかの延長」と捉えがちだった社会風潮が変わってきた。学校から職場へと蔓延している。いじめは明確な犯罪であり、親、大人が関わらなければ解決しない。高校中退者は学びたいのに学べないことで引きこもってしまい、求人票のほとんどが高卒・普通免許が必須条件で、働くことへの見通しが立てにくい現状にある。 2,なぜいじめを根絶できないのか? 任用された教師達に、問題解決のアドバイス、コンサルティングを行う専門職が日本の教育委員会には存在していない。では、学校がいじめに対してできることは? いじめを疑わせる兆候を発見した段階で、保護者と学校が連携をとり、速やかに保護者と対応を協議することが大切。 3,教育力で地域の再生産は可能か? 地方から都会へ、労働力供給型の教育力では地方は消滅してしまう=学力日本一の秋田県➡学力向上に比例して?県外大学に進学➡都会に就職➡若者人口の減少➡出生率低下➡高齢化進む➡人口減少‼(高校の学力は目標がないと向上しない)。地元・地域教育、地域の人材育成が必要‼。 親の教育は教育委員会の役割=誰もが学び続けられる=特に社会教育(生涯教育)が大切。 この講座では、このように秋田県の政策ミス!がとてもよい教材になりました。もちろん、秋田県の良い点、30人程度学級、早寝早起き朝ごはんは紹介されましたが、結論として「教育は生涯続くものであり、地域の人材・人財教育の復活が必要で、それには地域文化の継承も重要」とのことでした。一例を挙げて下さった話を紹介します。 ~岩手の鬼剣舞は真剣で踊ります。古の為政者の刀狩りによって普段は持てない刀を祭の時だけは振り回して踊る=伝統の中には地域の民衆の反骨精神が込められている~ すんなりと耳に入る秋田訛りの、とても頷ける学びでした。 ![]() |
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