第22回清渓セミナー講座2
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「第22回清渓セミナー講座2」
2番目の講座は『買い物困難者対策と地域活性化への道筋』というテーマで流通経済研究所の折笠俊輔氏のお話でした。
この背景は①人口減少と少子高齢化によって立ちゆかなくなった店舗が閉鎖。②旅客運送事業の撤退規制緩和による交通機関の撤退・廃業。③規制撤廃による郊外への大型店舗の出店。④市町村合併による行政のスリム化、JAなどの機関の統廃合。が挙げられました。ではどう支援するか‼
①店をつくる(買い物困難地域に)。②店への交通手段を提供する。③商品を宅配。④移動販売…の4つで、大きな方向性としては『顧客に流通が近づいていく』…我が横手市の共助組織や生協・コンビニ・とくし丸で実践中。
◆『買い物』は地域に人が住み続ける限り必ず行う行動・インフラであり途
中で辞めれば取り組んだ意味が消える➡取り組みの継続に必要な2つの要素=採算性の確保と担い手の確保。
……これにはやはり地域住民自身の協力を得ることが不可欠‼……

との講義のあと、77人が10グループに分かれてポストイットを使って話し合いました。
話題が広がってデマンド交通にまで拡大しちゃいましたが、振り返ると我が市の南郷地区で活躍中の、地域通貨で地域の店を支援している担い手が、享受する側にもなっている例は先進事例だわ〜と再確認した次第です。
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