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「市議会広報広聴委員会 広聴部会の研修視察」 ![]() 積み木のようなコーナーは「岩倉市役所一階にある子どものひろば」その隣にはグランドピアノがあり、市民のミニコンサートができるそうです。 2月6日~7日、広聴部会のメンバーで愛知県岩倉市と岐阜県可児市を視察しました。 両市とも、早稲田大学マニュフェスト研究会で高評価を受けた議会内容を誇る自治体であり、議会が作った議会基本条例を真摯に検証しながら 市民と議会をどう繋げるか工夫を重ね、住みよいまちづくりをしていくための具体策を実践しています。私たち広聴部会は市民に出向き・御用聞きをすること から始めなければ!という気持ちで、学びに行きました。 ①まず6日は岩倉市議会議員15人中10人が出席されました。行政視察にはできるだけ多くの 議員が出席することにしているそうです。これは横手の私たちも取り入れたいと思いました。 特に感銘を受けたことは、市民から出された陳情や 請願・要望等を常任委員会で提案者に発言してもらい、議員間討議の中で、何が一致でき、何が違うのか、論点・争点をはっきりさせ、一部でも 採択したら市の執行部に提言し、実現させていくということです。 同時にいかに市民に参加してもらい成功例をどれだけ作っていくかという目的で 「ふれあいトーク」を議会と市民団体との共催で行なっています。 中学生~30代17人と市議15人で夜2時間の「おむすびトーク」や、市内で子育て中の 外国人ママパパと市議が語り合う「おだんごトーク」など、ユニークな催しをグループワークで行っていて、最近は敢えてテーマを決めなかったり 市内各地域の課題を取り上げたりし、必ずマスコミに宣伝をしてくれるよう働きかけていました。 研修終了後「ちなみに岩倉市は学校給食費の 無料化を進めておられますね」と私が聴いたら「第3子だけね~」と答えてくれました。この課題でも市民と議会とが一歩一歩積み上げていく 地道さが必要なんだな~と改めて学びました。 ![]() ②翌7日はお隣岐阜県の可児市議会を視察しました。人口10万のベッドタウンですが、川上議長が 記した「議会改革」(議員のためのwebマガジン)に可児市議会の決意のほどが伺えます。 …人口減少時代に議会が目指すべき姿とは? 熟議型を 志向する議会の4つのPDCAサイクル‥。つまり「これからの地域は住民の意思と判断でその方向を決め、最終的な責任を住民が負う。そのために 地方政治は住民に縁遠いものであってはならず、真に住民のためのものでなければならない。 住民のための議会を実現するためには、議会が 執行部の政策・施策に対して広く住民の声を聴き、住民の意思を集約し、反映することができる仕組みが必要」という趣旨の下、特徴として、 常任委員会と予算決算委員会の位置づけが重大と受け止めました。 議長や委員会の委員長は1年交代とのことですがきっちりと申し送り・提言を 受けてのPDCAサイクルを実践しています。 意見聴取のため各常任委員会と市内の各種団体との懇談会が行われ、議会基本条例に則って各常任委員 長が代表質問をするとのことです。その際、常任委員会で全員が一致しなければ質問のテーマには入れないとのこと。議会運営委員会も、横手市 議会は会派から按分しての人数構成にしていますが、可児市議会は会派のみならず常任委員長が必ずメンバーになるそうです。 大学の専門家による アドバイスも取り入れつつ、県教委や学校の理解も得て、高校生による模擬市長選挙やワールドカフェなど活発に行っていました。(大学受験や 部活の試合などで時間があるのだろうか?)なんて思っていた私は、だから!「キャリア教育支援」というnamingなのか~と納得しました。 地元に残り、働く人材を確保することの大切さ・どんなまちに住み続けたいのか?を語り合う大切さを、こういう実践で身に着けること・それが 将来の可児市議会でも大きく活躍してくれることなのか・・・と! |
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