地方議員研修
自然エネルギー・省エネルギーについて
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「地方議員研修:自然エネルギー・省エネルギーについて」
1月9日、早稲田大学大隈タワーの研修を受講しました。講師は早稲田大学環境総合研究センターの岡田久典氏です。
最近、無秩序に開発されている太陽光パネルでの発電などで問題になっている企業誘致型ではなく、地域主体型・地域課題解決のための再生可能エネルギーについての学習です。まず、エネルギーの歴史のおさらいから始まりました。
19〜20世紀は炭素の時代(石炭・石油)…それに比例して地球温暖化が進んでしまった。現代は脱炭素=自動車の動力(燃料)をどうするか? 水素もあるが世界では「電気」にシフトしており、日本はガラパゴス化していると言われました。発電のみならず熱供給との組合せも地域の大切な課題であり、地域の冷暖房、農水林産物やその加工、観光、温浴と福祉施設、食の開発と、広範囲に発展しうることを確認しました。


総務省の調査によれば、秋田県横手市は、林地残材と農業残さが特に利用可能性が高く、風力以外は公園内の剪定枝や中小水力など活用できる宝がそろっているのです。
標準化された技術を適正に導入すること。主体の生成を上手くすること。資金調達をはじめとした事業全般について国や諸機関に適切に相談すること。地域の金融機関との連携をすることで地方自治体で充分可能な事業だと説明されました。
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