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「第22回清渓セミナー講座4」 最後の講義は私もみんなも待望の❗同志社大学教授で'行動する'経済学者の浜矩子氏でした。テーマは「世界経済の潮流〜日本経済の行方」です。 3つのキーワードが『ん?』となる斬新さでした。 ① 落とし穴 ② 綱引き ③ お座敷 です。 まず① 落とし穴 とは 今や世界経済はグローバル時代=ヒト・モノ・カネが容易に幅広く行き交う➡格差拡大、貧困増。だから 良識のある市民はそんなグローバル経済を敵対視したくなる ➡国粋主義に行き着く危険(極右排外主義のマリーヌ・ルペンなど) いかに賢くグローバル化と付き合うか‼が大切。なぜなら ◆地球上で誰も1人では生きていけない(3,11、福島県の小規模部品工場閉鎖後➡世界中で自動車生産止まる)=世界は共生の生態系。 ◆誰も親分になれない時代➡助け合うしかない。以上の2つの特徴を活かしきれたら良い時代になる。 ② 綱引き とは 市民と権力の綱引きであり、市民にとって光と闇を見極めることが大切 トランプとアベは基本的に似て非なる二人!…共通点は幼児狂暴性(自分と違う発想をする人を攻撃)だが、トランプは引きこもり型(1月20日の大統領就任演説…アメリカファーストの連呼)、アべは拡張主義(1月20日の通常国会演説の冒頭で「世界の真ん中で輝く国になる」=競いあうのではなく世界制覇⁉)➡私達市民は綱引きに負けてはいられない!。 ③ お座敷 とは OECDの調査でも明確化してきたこと『宮仕えではなくフリーランスの働きかた』に変わってきた。お座敷(お呼び)がかかれぱ出向いてパフォーマンスをし、そこで報酬を得る… ギグ・エコノミー(日本ではsharing-economyの言葉が定着)➡時間と専門性の切り売りで一見魅力的だが、労働法制(働き方が守られている枠組)からはみ出ることになり超低賃金、超長時間労働を強いられる➡この人達の人権をどう守っていくか!大きな喫緊の課題である。まさに日本のせっぱつまった問題を、科学的に解説して頂きました。 地方議員としてこれからの日本を担う若い世代を地元で守り、真の意味での働き方改革を念頭に置いて職業教育、商工労働施策を講じなければと痛感しました。 ![]() 改築した日本青年館の窓から見える神宮球場と、クレーンが何本も立つ国立競技場の建設現場 |
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