荒野に希望の灯を灯す…医師 中村 哲 現地活動35年の軌跡
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「荒野に希望の灯を灯す…医師 中村 哲 現地活動35年の軌跡」

7月、横手革新懇談会主催のドキュメンタリー映画が、かまくら館で上映されました。
10年以上前、日本母親大会に参加した際、記念講演が、地元出身の中村Drで、身近にお話を伺ったことが懐かしく思い出されました。
「医療より先に生きる糧である水を、なんとか住民に提供しなければ」 という切迫した事情から、重機を操り川の流れを造ったことで、すごいなあ❗と単純に感心していたのですが、今回の映画で、何度も治水工事に失敗し、故郷、福岡の「山田堰」という江戸の人々が造った場所に学んだことを知りました。愛息を病気で亡くした経験から、アフガンの子ども達が栄養失調などで命を落とす現地の人々の嘆きも自分事としてとらえ、35年間灯をともし続けてこられたことも知りました。
私心をなくし、身を粉にしてアフガンの人々のため心血を注いだ人が、なぜ殺されなければならないのか!?
人間の愚かさに怒りが沸いてきます。
その怒りを希望の灯にかえて、私達は後に続かなければ❗と改めて思いました。 |