アンコンシャスバイアス
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「アンコンシャスバイアス」
4月16日、新婦人横手支部大会がありました。一年に一度の大切な大会で、一年間の総括をし、次年度の活動方針や予算決算について話し合います。コロナ禍でなかなか集まれない年が続き、以前のように、真剣に話し合いをした後はバザーやビンゴゲーム、歌やダンス!そして温泉に浸りながらご馳走に舌鼓を打つことはできませんが、大会に先んじて30分間の学習時間を確保し、勉強を続けてきました。
今年は「SDGsの目標5」に掲げられている「ジェンダー平等を実現しよう」というテーマで、県南男女共同参画センターの井上博子センター長にお話を頂きました。その中で「unconscious
bias」=無意識の偏見について学びました。

私達は、生まれ育つ過程で、様々な場での積み重ねが「慣行」(あたりまえ)になり、それが気づかない差別になっている・・・これが無意識の偏見!というのだそうです。
ここ秋田県の現状はどうか?と調査した結果は、女性の生き方についてや家族の在り方についてなど、昔からの風習を認めようとしない寛容性の低さが全国最下位を争っているとのこと。
じゃあ、どうすれば克服できるか?→価値・能力・解釈・理想の考えを決めつけないこと・他人に押し付けないこと!が大切で、とりわけ人口減少の顕著な私たちの秋田県は「多様性を認めあう社会」の県によるコマーシャルにある通り、意識変革を訴えかけ続けるしかないと。
今まで男性が下駄を履かせてもらってきた==下駄を履かせられてきた←男性も苦しい・・・あえて女性が下駄を履いていきましょう!それがポジティブアクションということだと学びました。
男性対女性のみならず、LGBT=ジェンダー平等であり、加えて年齢・出身地・国籍・見た目・職業・学歴・人種・服装・宗教などなど、気づかずに持ってしまっている偏見や先入観を克服していこう!と「気づかせて」いただきました。
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