あきた女性九条の会~11周年のつどい
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「あきた女性九条の会~11周年のつどい」
10月19日、秋田市アトリオンで、記念講演が行われました。テーマは「憲法を知ろう、アンテナを張ろう~ゆでガエルにならないために~」です。知らないでいると、いつの間にかじわじわとゆでられて、気づいたときには声も出せず、飛び上がることもできない・・・こんなカエルになりたくない・・・という私たちの気持ちに寄り添って秋田弁護士会会長の西野大輔さんがユーモアを交えわかりやすく、難しい憲法を解説してくださいました。
クイズ形式で進めてくれます。まずは「憲法改正に賛成?反対?」と聞かれたら「反対」という私たち。ほとんどの場合は「9条」を守ることをイメージしています。が、自民党改憲草案が出てきた今、「どこを変え、どこを守るか」をはっきりさせる必要があると。(アベ政権は、上手にその辺を利用しようとしている==変えたい条文がコロコロ変わる政権で、最初は96条の改正手続きを変えようとした)。そして「埋められているのは辺野古だけじゃない!=外堀は埋められてきている」と話されました。①マスコミ:報道を管理していることは最近のニュースの出し方でも顕著です。②官僚:内閣人事局で官邸に都合のよい人事を決めてしまう。③教育:教科書をみてみると・・・子どもが全国一多い横浜市と
二番目に多い大阪市は、あの「育鵬社」の歴史教科書を使っている。科学的な歴史ではなく政府に都合の良い歴史を子ども時代から叩き込まれてしまう危険。④表現行為:埼玉県の俳句問題やあいちトリエンナーレに対する文化庁の補助金支給撤回問題など、地方自治体単位で自主規制に追い込まれている。⇒「そのとき」が来てから動くことは難しい。声を上げ続けることが大切!
「戦争法制」をなくし、元に戻すことは可能だが、既成事実化されたら戻らなくなる。そのためには政権交代が必要!・・・と深刻な中身をわかりやすい例えで教えてもらいました。秋田合唱団の方々による「イージス・アショア いらない♪」の歌も披露されました。歌の輪を広げることで力を大きくしていきましょう。
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