創作子ども歌舞伎…
みごと演じてくれました!
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「創作子ども歌舞伎…みごと演じてくれました!」
9月22日、今年は大雄小学校の体育館が舞台です。なので地元の大雄小学校児童を中心に、近隣の保育園や小学校の子どもたちが演じてくれました。

夏休みも暑さの中、週2回もけいこを重ねたそうです。教育委員会流?に解説すると、これは「横手を学ぶ郷土学事業で、子どもたちは「よこてだいすき」という教科書での歴史を学びます。平安時代の末期、武士が台頭したころの横手~岩手の平泉、宮城の多賀城といったあたりが舞台です。
市役所の文化財保護課は総動員、市役所の演劇や歌舞伎に造詣の深い面々が数年前から企画し脚本をつくり、各地域の小学校を舞台にして興行を続けてきました。

台本にはご当地にちなんだセリフもちりばめて、心憎い演出です。八幡太郎義家・義光あたりはすら~っと理解できるけど、清原一族の複雑な跡目争いなど、子どもたちにはまだわからなくてもいっか~。なんて聴衆は無責任におしゃべりし、でもじぶんちの孫や子どもが出る晴れの場面はカメラがまわりっぱなしでした。

後ろに正座した鳴り物の方々(同級生が三味線を粋に弾いていました)も子どもたちと一体になって厳しいおけいこの成果を存分に披露してくれました。
なんとか予算を維持してこれから何百年も!続けられるように祈りながら、地元婦人会の皆様お手作りの芋の子汁をごちそうになりました。
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